メジャーのポジション別の打撃成績。打つのはファースト、打てないのはキャッチャー

守備別打撃スポーツ

2021年に大谷とホームラン王を争ったペレスは、キャッチャーとして史上二人目の二冠王となりました。

打てる捕手は貴重であり、一部ではMVP候補という声もありました。

でもペレス以外の捕手はそんなに打てないものでしょうか?

今回は守備位置別の打撃成績を調べてみました。

メジャーの守備位置別の打撃成績

2021年のキャッチャーの本塁打数は633本でしたが、これだと多いのか少ないのかイメージがしにくいです。

2021年のメジャーの規定打席到達者の平均打席数は597打席だったので、各ポジション別の打撃成績を597打席あたりに換算してみました。

これならば、各ポジションの打撃成績を、1人のレギュラー選手の1シーズンの成績のように扱うことができます。

<メジャーの守備位置別成績(597打席あたり)>

守備打率打点盗塁出塁率長打率OPSwRC+
捕手.22920682.305.391.69789
一塁.25725823.338.454.792114
二塁.25517639.320.411.73198
三塁.24820726.323.418.741101
遊撃.260176511.323.413.73699
左翼.24520718.320.417.73699
中堅.244176114.318.404.72196
右翼.25323758.330.444.774109
DH.24025804.316.436.752104
代打.21215705.303.350.65380
平均.24420697.317.411.72897
守備打率打点盗塁出塁率長打率OPSwRC+

 

スマホからだと見にくいかもしれませんが、カラースケールにするとこのようになります。(赤が良い数字、青が悪い数字)

守備位置別打撃成績

※OPS=出塁率+長打率。打率よりも得点との相関が高く、簡単に計算できる便利な指標。

※wRC+は打撃の総合指標で、計算は複雑だがOPSよりもさらに得点との相関が高い。平均的な打者を100とし、例えばwRC+が120ならば、平均的な打者よりも20%多く得点を生み出したという意味。

打てるポジションはファースト、ライト、DH

打てるポジション

最も打てるポジションはファーストでした。

ほとんどの打撃指標(本塁打、打点、出塁率、長打率、OPS、wRC+)で1位でした。

ライトもファーストには少しだけ劣るものの、ほとんどファーストに近い打撃成績でした。

打撃専門のDHは、本塁打こそファーストと同じく一番多かったものの、打率と出塁率は平均を下回り、総合指標のwRC+ではファーストとライトには及びませんでした。

打てないポジションはキャッチャーと代打

打てないポジション

キャッチャーは本塁打こそ平均的ですが、その他の打撃成績は他ポジションよりも大きく劣っていました。

キャッチャーは守りの負担の大きいポジションであり、打撃での貢献は少ないようです。

やはり今年二冠王に輝いたペレスは、キャッチャーとしては異質な存在だったことがわかります。

また、ポジションと言えるかは微妙ですが、代打はキャッチャーよりもさらに成績が悪い結果となりました。

代打はここぞという場面で出てくることもありますが、基本的には控え選手なので成績はよくありません。

1打席しかないという難しさもあるかもしれません。

センターラインも平均ぐらいは打てる

平均的なポジション

セカンド、ショート、センターといったセンターラインの選手たちは平均的な打撃成績でした。

これらは同じくセンターラインのキャッチャー同様、守備の負担が大きいポジションですが、捕手と違って「守備ができれば打てなくてもいい」という感じではなさそうです。

ショート、セカンドの打率は上位で、盗塁数はセンター、ショート、セカンドがトップ3であり、走塁を含めた打撃面でも貢献しています。

ちなみにショートはタティスJr.(OPS.975)、T・ターナー(OPS.911)、クロフォード(OPS.895)、ボガーツ(OPS.863)、コレア(OPS.850)など打撃も素晴らしい選手が多いですが、ショート全体の平均でみればメジャー平均に落ち着くようです。

 

以上、メジャーのポジション別の打撃成績でした。

打順別でも似たようなことをやっているので、ご覧ください。

>> 2021年のメジャーの打順別の成績。最強打者は3番

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