※2023年3月30日更新。(シーズンが開幕したので本記事の更新を終了します)
2022年シーズンオフのエンゼルスの選手のFA、トレード、戦力外などの契約状況をまとめました。
基本的にはメジャーの40人枠に入った選手のみを対象とし、マイナー契約の選手は取り上げません。
※年齢は2023年4月1日時点。ポジションはMLB公式サイト記載のもの。
※1ドル140円で計算。
>> 2023年のエンゼルスの選手の年俸ランキング。日本円、ドル【一覧】
新戦力
2022年シーズン終了後に新たにエンゼルスのメジャー40人枠に入った選手です。
アンダーソン(33歳、投手)
- 前球団:ドジャース(FA)
- 年俸:3年3900万ドル(55億円)
- 2022年にキャリアハイとなる15勝、オールスターにも出場した先発左腕。
ソリアーノ(24歳、投手)
- エンゼルス傘下1Aからメジャー契約。
- 年俸:調停権がないため最低保証年俸72万ドル(1億円)ほどか
- 2019年エンゼルスのプロスペクトランキング(若手有望ランキング)13位、2020年パイレーツのプロスペクトランキング28位。2021年に2度目のトミージョン手術。
- 96マイル~98マイル(154~158キロ)の速球と縦に落ちるカーブが持ち味。
Newly added to the #Angels 40 man, Jose Soriano
Top: FB
Bottom: CB pic.twitter.com/4VsehXhu8S— Jared Tims (@Jared_Tims) November 16, 2022
イングラム(26歳、投手)
- エンゼルス傘下2Aからメジャー契約。
- 年俸:調停権がないため最低保証年俸72万ドル(1億円)ほどか
- 2022年2Aで防御率2.67、奪三振率10.83、与四球率2.52、被打率.186。2Aでトーレスとともに抑えをこなすなどリリーフとしてリーグ優勝に貢献。
Newly added to the #Angels 40-man Kolton Ingram(@Koltt45)
1. Good morning
2. Good afternoon
3. Goodnight pic.twitter.com/5H3Elf4dm4— Jared Tims (@Jared_Tims) November 16, 2022
ウルシェラ(31歳、内野手)
- 前球団:ツインズ(トレード)
- 年俸:1年推定920万ドル(12.8億円)
- 打率が高く攻撃力に期待ができ、守備もそれなりに上手い。サードを中心に複数ポジションを守れる。
レンフロー(31歳、外野手)
- 前球団:ブルワーズ(トレード)
- 年俸:1年推定1120万ドル(15.6億円)
- 毎年25本塁打以上の長打力を持つ強肩の外野手。
エステベス(30歳、投手)
- 前球団:ロッキーズ(FA)
- 年俸:2年1350万ドル(19億円)
- 毎年のように60試合以上に登板しているリリーフ右腕。ストレートの平均球速97.5マイル(157キロ)のパワーピッチャー。抑えで登板することもあるがセーブ成功率は通算で53%と低い。
ガーザ(29歳、投手)
- 前球団:ガーディアンズ3A(マイナーFA)
- 年俸:スプリット契約(メジャーとマイナーで異なる年俸になる契約)。メジャーに上がった場合は最低保証年俸の72万ドル(1億円)前後か
- 2021年にメジャーで21試合に登板したリリーフ右腕。2022年は3Aで37試合に登板し防御率4.64。平均球速94.8マイル(153キロ)のシンカー主体でマイナーでは奪三振率がやや高めだが与四球率も高い。
- スプリット契約なのでメジャー当落線上の選手。
Justin Garza #Angels
Sinker: 94-96 MPH
Cutter: 89-91 MPH
Changeup: 84-86 MPH
Slider: 83-85 MPHGood stuff, gotta learn how to throw strikes which the Angels did well last year pic.twitter.com/ScAIm6WCRW
— Jared Tims (@Jared_Tims) December 13, 2022
ドルーリー(30歳、内外野)
- 前球団:パドレス(FA)
- 年俸:2年1700万ドル(23.8億円)
- 2022年にナ・リーグのユーティリティープレーヤー部門でシルバースラッガー賞を受賞。
フィリップス(28歳、外野手)
- 前球団:オリオールズ(FA)
- 年俸:1年120万ドル(1.7億円)
- 足が速く守備が上手く第4の外野手としてピッタリの選手。
ムーア(33歳、投手)
- 前球団:レンジャーズ(FA)
- 年俸:1年755万ドル(10.5億円)
- 2022年リリーフで63登板74イニングで防御率1.95。元ソフトバンク。
ラム(32歳、内外野)
- 前球団:マリナーズ(FA)
- 年俸:125万ドル(1.7億円)
- 2017年のオールスター選手で長打が打てるベテランユーティリティプレーヤー。マイナー契約だったがスプリングトレーニングで結果を残し、開幕メジャー入り。
エンゼルスをFAとなった選手の動向
カート・スズキ(39歳、捕手)
- 引退
ダフィー(32歳、サード)
- ロイヤルズへ
- マイナー契約(スプリングトレーニングに招待選手として参加)
ロレンゼン(31歳、投手)
- タイガースへ
- 年俸:1年850万ドル(11.9億円)
ブラッドリー(30歳、投手)
- 未定
戦力外
基本的にはシーズン終了時にメジャーの40人枠に入っていた選手の戦力外(DFA)を対象としますが、メジャーでプレーすることも多かった一部のマイナーFAとなった選手も記載します。
また、トレードで出た選手は戦力外という表現はふさわしくないかもしれませんが、ここに記載します。
- ウォーラック(31歳、捕手)→DFA→エンゼルスとマイナー契約
- ザストリズニー(31歳、投手)→DFA→パイレーツとマイナー契約
- ウォルターズ(25歳、投手)→DFA→エンゼルスとマイナー契約
- トゥーサント(26歳、投手)→DFA→ガーディアンズとマイナー契約
- ディアス(26歳、投手)→DFA→エンゼルスとマイナー契約
- マイヤーズ(31歳、投手)→マイナーFA→ロイヤルズとマイナー契約
- フォード(30歳、ファースト)→マイナーFA→マリナーズとマイナー契約
- シエラ(26歳、外野手)→マイナーFA→ブレーブスとマイナー契約
- メイフィールド(32歳、セカンド)→マイナーFA
- ヒダルゴ(19歳、投手)→ツインズにトレード
- ジャンク(27歳、投手)→ブルワーズにトレード
- ペゲーロ(26歳、投手)→ブルワーズにトレード
- セミナリス(24歳、投手)→ブルワーズにトレード
- ローゼンバーグ(27歳、投手)→DFA→エンゼルスとマイナー契約
- オルテガ(26歳、投手)→DFA→ツインズとメジャー契約→DFA→ツインズとマイナー契約
- ウォーレン(27歳、投手)→DFA→エンゼルスとマイナー契約
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