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エンゼルスのブランドン・ドルーリーの経歴と選手の特徴

ブランドン・ドルーリー スポーツ

2022年12月にエンゼルスはパドレスをFAとなっていたブランドン・ドルーリー(30歳)を獲得しました。

2年1700万ドル(約23億円)での契約となります。

ドルーリーは打撃が良く、内外野どこでも守れるユーティリティプレーヤーです。

2021年まではメジャーで目立った活躍ができていませんでしたが、2022年はナ・リーグのユーティリティープレーヤー部門のシルバースラッガー賞(打撃の賞)を獲得するなど、大活躍した年となりました。

エンゼルスの選手層がまた一つ厚みを増しました。

ブランドン・ドルーリー

引用元:Twitter @Padres

ドルーリーの経歴とメジャー成績

生年月日 1992/8/21
身長 188cm
体重 104kg
内外野 右投右打
ドラフト 2010年
13巡目(全体404位)

ドルーリーは2010年にブレーブスからドラフト13巡目で指名されました。

2013年に元エンゼルスのアプトンらとのトレードによりダイヤモンドバックスに移籍し、2015年に23歳でメジャーデビューしました。

2016年、2017年とダイヤモンドバックスで準レギュラーとして平均的な成績を残し、2018年にヤンキースにトレードされました。

ここから2021年まではヤンキース、ブルージェイズ、メッツと複数球団をわたり歩きましたが、メジャーに定着できませんでした。

それでもレッズとのマイナー契約からのスタートとなった2022年に打撃が開花し、トレードの注目選手としてシーズン途中にパドレスに移籍しました。

正直パドレスでは微妙な成績でしたが、シーズントータルでの打撃成績が評価され、ユーティリティプレーヤー部門でシルバースラッガー賞を受賞しました。

 

メジャーデビューは23歳と早かったドルーリーでしたが、メジャーではなかなか苦労しました。

30歳となった2022年シーズンにようやくブレイクした今が旬の選手です。

メジャー成績

試合 打点 打率 出塁率 長打率 OPS wRC+
2015 20 2 8 .214 .254 .375 .629 65
2016 134 16 53 .282 .329 .458 .787 102
2017 135 13 63 .267 .317 .447 .764 92
2018 26 1 10 .169 .256 .260 .516 44
2019 120 15 41 .218 .262 .380 .642 66
2020 21 0 1 .152 .184 .174 .358 -10
2021 51 4 14 .274 .307 .476 .783 114
2022 138 28 87 .263 .320 .492 .812 123
試合 打点 打率 出塁率 長打率 OPS wRC+

※wRC+は1打席あたりの得点創出力を表す指標。メジャー平均を100として、例えば120ならメジャー平均よりも20%得点創出力が高いという意味。

ドルーリーの選手としての特徴

打撃

ドルーリーはもともとは中距離ヒッターという感じでしたが、2022年は138試合で28本塁打を記録するなど長打力が向上し、長打率.492はナ・リーグで9位でした。

調子の良かった2022年は特に引っ張り方向に多くのホームランを打っています。

一方でボール球のスイング率がやや高く、四球を多く選べるタイプではないため、打率のわりには出塁率が低いです。

それでもコンタクト力はそれなりに高く、ボール球をスイングしてしまうわりには三振率は平均的なものにとどまっています。

走塁

ドルーリーの走力は平均的です。

2022年のスプリントスピードは27.0フィート/秒で、メジャー中582人中338位でした。

盗塁はメジャー通算で4盗塁(6盗塁死)なので、走るタイプではありません。

30歳ということもあって足はだんだん遅くなってきており、特に2022年は走塁のスコアが低かったです。

守備

ドルーリーは内外野で多くのポジションを守ることができます。

セカンド、サードでの出場が多いですが、2022年のパドレスではファーストでの出場が一番多かったです(46試合中21試合)。

一方で最近はショートや外野の守備にはあまりついていません。

メジャー通算の守備指標では多くのポジションでマイナスとなっています。

エラーに関連するスコアは良いので、見た感じはそれほど下手そうに見えないけど実は守備範囲が狭くて貢献できないタイプかもしれません。

肩も弱いです。

<メジャー通算>

守備位置 イニング DRS UZR OAA
ファースト 361 -4 -0.9 0
セカンド 1454 -1 -1.4 8
サード 1595 -11 -2.4 0
ショート 61 1 0.7 0
レフト 561 -10 -3.2 -3
ライト 404 -7 -7.7 -1

<セカンド>

 

<ファースト>

まとめ

ドルーリーは2022年にリーグ上位の長打力をみせたユーティリティプレーヤーです。

同じくユーティリティープレーヤーとして補強したウルシェラよりは実績的にやや下な感じもしますが、エンゼルスの選手層に厚みが増したのは間違いないです。

ドルーリーがどこを守るかわかりませんが、獲得時点では内野だけを見てもウォルシュ、フレッチャー、レンヒーフォ、レンドン、ウルシェラ、そしてドルーリーと主力級の選手があまり気味になっているようにも見えます。

ただ2021年、2022年と故障者の代わりに出てきた選手がメジャーレベルではなかったことが散々なシーズンとなった要因の一つでした(特にサード)。

2023年はどこで誰が離脱しても大丈夫な布陣になりそうです。

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