2022年のエンゼルスのドラフト選手一覧と注目選手紹介

スポーツ

2022年のメジャーのドラフトが終了しました。

エンゼルスの指名選手一覧です。

※エンゼルスは昨年オフにクオリファイング・オファーを受けていたシンダーガードを獲得しているので、2巡目指名権がありません。

巡目全体順位名前守備学校
113ネト遊撃大学
389ジョイス投手大学
4118マッデン投手短大
5148ディキアラ一塁大学
6178メデロス投手大学
7208ファンサルカー投手大学
8238フィリップス投/外大学
9268スチュワート外野大学
10298クートニー一塁大学
11328ケイデン・ダナ投手高校
12358サウザード投手大学
13388フリント外野短大
14418セバロス捕/三短大
15448オズモンド投手大学
16478ケイシー・ダナ外野大学
17508ナテラ投手大学
18538ジーグ投手大学
19568フランゾーニ外野大学
20598ティンスマン捕手大学

指名された19人の選手のうち高卒選手は1人だけでした。(2021年も20人のうち高卒は1人だけ)

本記事ではMLBのドラフト有望選手ランキングTOP250に入っている以下の6選手を紹介します。

  • ネト(1巡目、全体13位、ランク17位)
  • ジョイス(3巡目、全体89位、ランク112位)
  • マッデン(4巡目、全体118位、ランク93位)
  • メデロス(6巡目、全体178位、ランク202位)
  • ケイデン・ダナ(11巡目、全体328位、ランク119位)
  • オズモンド(15巡目、全体448位、ランク163位)

ザック・ネト(1巡目、全体13位、ランク17位)

ザック・ネト

生年月日2001/1/31
身長183cm
体重83kg
ショート右投右打

<大学通算>

試合打率OPS出塁率長打率盗塁
157.401361.238.502.73731

キャンベル大学出身のネトは、大学通算で打率.401、OPS1.238と素晴らしい成績を残し、2021年、2022年と2年連続でビッグサウス・カンファレンスリーグの最優秀選手となっています。

ネトは特徴的な高く足を上げる打撃フォームで、特に引っ張り方向に強いフライボールを打つことができます。

こういうタイプは三振が多そうですが、ネトは大学通算で三振率が11.8%と低く、しっかりコンタクトもできます。

ネトの走力は平均的とされている一方で、積極的な走塁により、大学通算46盗塁、盗塁成功率85%と足でも良い成績を残しています。

守備はショートがメインですが、セカンド、サード、ファーストでも出場があります。

守備範囲や処理の素早さなど平均的なショートのレベルですが、セカンドのほうが向いているという見方もあるようです。

ネトは投手としても大学で26試合に登板し(51イニングで防御率3.83)、最速93マイル(150キロ)のリリーフとして活躍しており、肩の強さも問題ありません。

※7/22、契約金350万ドル(4.5億円)で契約しました。1A+からスタートします。

<打撃・守備>

<ピッチング>

<総合評価>

ミートパワー走力送球守備総合
605050555055

スコアは20~80。50が平均。

総合が65以上だと、将来的にオールスター級の傑出した選手になりうるとされている。

ベン・ジョイス(3巡目、全体89位、ランク112位)

ベン・ジョイス

生年月日2000/9/17
身長196cm
体重102kg
投手右投右打

<2022年シーズン>

試合安打三振四球防御率WHIP四球率三振率
2732.11853142.230.993.914.8

ジョイスは大学2年生のときに球速98マイル(157.7キロ)を記録したものの、その秋にトミー・ジョン手術を受けました。

手術やその他のケガ、またコロナの影響などもあり、2021年シーズンまでほとんど試合に出場していません。

一躍注目を集めるようになったのは、2022年の2月に103マイル(165.8キロ)を記録してからです。

ジョイスの速球の平均は101マイル(162.5キロ)、最速では105.5マイル(169.8キロ)とされ、速球比率が約80%と豪速球で押していくタイプです。

速球狙いでくる打者に対しては80マイル半ば(136キロ)のスライダーで空振りをとることができますが、コントロールにやや苦しむようです。

他には90マイル前半(145キロ)のチェンジアップも投げます。

これらの球種の組み合わせで、2022年シーズンはほぼリリーフで27試合32.1イニングを投げ、奪三振率は14.8と非常に高いです。

 

2022年時点で大学最速記録である素晴らしい速球を持っているジョイスですが、ケガの影響で大学通算での登板イニングが非常に少なく、大きな試合での登板も少ないため評価が難しい選手です。

プロでもリリーフになると予想されますが、大学でクローザーの役割を任されていたわけではありません。

登板後も3日以上の休養を入れていたということで、耐久性も不明です。

逆に言えば、まだ消耗していないとポジティブに考えることができるかもしれません。

※7/22、契約金100万ドル(1.3億円)で契約しました。2Aからスタートします。

<105.5マイル(169.8キロ)大学歴代最速>

 

<104マイル(167.4キロ)軌道つき>

 

<スライダーとストレート>

 

<チェンジアップ>

 

<投球ハイライト> 

<総合評価>

速球スライダーチェンジアップコントロール総合
8050504545

スコアは20~80。50が平均。

総合が65以上だと、将来的にオールスター級の傑出した選手になりうるとされている。

ジェイク・マッデン(4巡目、全体118位、ランク93位)

ジェイク・マッデン

生年月日2001/12/26
身長198cm
体重83kg
投手右投右打

<大学通算>

試合安打三振四球防御率WHIP四球率三振率
1247.24076244.531.344.514.4

マッデンは2020年の高校最終学年でトミー・ジョン手術を受けています。

サウスカロライナ大学へ進学予定でしたが、手術の影響でフロリダの短大へ進むことになりました。

2021年秋から復帰したマッデンは、マメの影響もあってあまり一貫した結果を残すことができませんでした。

それでも持っているものは高い評価を得ています。

198cmの長身から投げ下ろされる速球は、最速98マイル(157.7キロ)で力があり、コントロールがいいときは速球だけで押していけます。

80マイル半ば(136キロ)のスライダーも平均的かそれ以上のものであり、80マイル後半(138キロ)のチェンジアップは一貫性はないものの素晴らしいボールになることがあります。

コントロールはかなり悪かったようですが、春ごろから改善傾向にあります。

※7/22、契約金100万ドル(1.3億円)で契約しました。

<総合評価>

速球スライダーチェンジアップコントロール総合
6550504545

スコアは20~80。50が平均。

総合が65以上だと、将来的にオールスター級の傑出した選手になりうるとされている。

ビクター・メデロス(6巡目、全体178位、ランク202位)

ビクター・メデロス

生年月日2001/6/8
身長188cm
体重102kg
投手右投右打

<大学通算>

試合安打三振四球防御率WHIP四球率三振率
25131.1124116515.281.333.57.9

キューバ生まれのメデロスは、高校時代に既に3巡目以内に指名される可能性があるような有望選手でしたが、マイアミ大学へと進学します。

2021年春からマイアミ大でローテーション投手となりましたが、コントロールが悪く、途中からリリーフに回されました。

オクラホマ州立大に転校した2022年シーズンは、与四球率が2.9と改善したものの、よく打たれて防御率は5.59でした。

メデロスの速球は球速が94~97マイル(151~156キロ)で、最速は99マイル(159キロ)にもなりますが、コントロールが良くないので球速を抑えなければならないことが度々あります。

80マイル半ば(136キロ)のスライダーがベストボールで、空振りが多く取れるカーブも投げますが、やはりコントロールが良くありません。

また、80マイル半ば(136キロ)のチェンジアップも質が高いとされていますが、ほとんど投げなくなったようです。

どの球種も光るものがあり、コントロールの改善次第ではクローザーになれる可能性があります。

※7/22、契約金23万ドル(3000万円)で契約しました。

<スライダー>

<投球ハイライト>

<総合評価>

速球カーブスライダーチェンジアップコントロール総合
605055504540

スコアは20~80。50が平均。

総合が65以上だと、将来的にオールスター級の傑出した選手になりうるとされている。

ケイデン・ダナ(11巡目、全体328位、ランク119位)

ケイデン・ダナ

生年月日2003/12/17
身長195cm
体重98kg
投手右投左打

<2022年シーズン>

試合安打三振四球防御率WHIP四球率三振率
1047.13070131.710.912.513.3

ケイデン・ダナは16巡目で指名されたケイシー・ダナの弟です。

2022年のニュージャージー州のゲータレード年間最優秀選手に選ばれたケイデン・ダナは、プロ入りしない場合はケンタッキー大学に進学予定となっています。

ダナはパワーピッチャータイプで、195cmの長身から投げ下ろす姿はエンゼルスのシンダーガードのような印象を与えます。

ダナの速球は95マイル(153キロ)で安定し、試合を通して球速を維持できます。

75マイル(121キロ)の大きく沈むカーブも効果的で、速球だけに的を絞らせません。

チェンジアップも投げますが、改善が必要とされています。

ダナはコントロール(コマンド)をもっと洗練する必要がありますが、魅力的な速球は球速がさらに向上すると見込まれます。

※7/22、契約金150万ドル(2億円)で契約しました。10巡目以降の選手としては最高額とのこと。

<投球ハイライト>

 

<速球、カーブ、速球、スライダー>

<総合評価>

速球カーブチェンジアップコントロール総合
5555454545

スコアは20~80。50が平均。

総合が65以上だと、将来的にオールスター級の傑出した選手になりうるとされている。

ブライス・オズモンド(15巡目、全体448位、ランク163位)

ブライス・オズモンド

生年月日2000/9/5
身長192cm
体重85kg
投手右投右打

<大学通算>

試合安打三振四球防御率WHIP四球率三振率
42178.2164225975.241.464.911.3

オズモンドは高校時代に投手とショートの二刀流として活躍し、ドラフト有望選手ランキングで53位になっていました。

高卒では契約しないとみられていたので、2019年のドラフトでは35巡目という低い順位でナショナルズから指名されましたが、契約せずにオクラホマ州立大へ進学しました。

大学では1年目は二刀流を継続し、1年目はショートで18試合に出場しましたが、打率.159、OPS.506と振るいませんでした。

2年目以降は投手に専念しましたが、ローテーション投手としてあまり良い結果を残すことができませんでした。

オズモンドの速球は最速96マイル(154.5キロ)になりますが、コントロールが甘く、痛打されます。

ベストボールは80マイル前半(130キロ)のスライダーで、縦方向にも横方向にも大きく動きます。

70マイル後半(125キロ)のカーブも質が良いものの、80マイル前半(130キロ)のチェンジアップ同様、あまり投げることはありません。

オズモンドは先発、リリーフ両方の可能性がありますが、どちらにしてもコントロールの改善が必要になります

※8/1、契約金13万ドル(1700万円)で契約しました。

<スライダー>

 

<投球ハイライト>

<総合評価>

速球カーブスライダーチェンジアップコントロール総合
505060454540

スコアは20~80。50が平均。

総合が65以上だと、将来的にオールスター級の傑出した選手になりうるとされている。

 

>> エンゼルスの歴代ドラフト1位の選手のその後

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