エンゼルスの2022年シーズンは終了しました。
以下は2022年のエンゼルスの中継を見る方法です。
2023年の中継予定についてはわかり次第更新しますが、わりと各社とも開幕ギリギリまで公表しないことが多いです。
大谷翔平選手の試合を見るには、以下の6つのチャンネルがあります。(残念ながらDAZNは2020年で撤退しました)
- ABEMA
- NHK BS1
- J SPORTS(スカパー)
- MLB.TV
- SPOTV NOW(旧SPOZONE)
- Hulu
このあと6つのチャンネルの特徴を紹介しますが、今のところ1番おすすめなのはABEMAです。
理由は大谷選手が出場する全試合が中継され、料金も安いからです。(月額960円)
放送 | 大谷の 全試合中継 | 料金 (月契約) | 料金 (年契約) | |
NHK BS1 | テレビ | × | 2,170円 | 24,185円 |
J Sports | テレビ | 〇 | 2,944円 | 35,328円 |
MLB.TV | ネット | 〇 | × | 109.99ドル (12,500円) |
SPOTV NOW | ネット | 〇 | 1,300円 | 9,900円 |
Hulu | ネット | △ | 1,026円 | × |
Abema | ネット | 〇 | 無料または 960円 | × |
※Abemaは多くの試合が無料ですが、深夜から早朝の試合はプレミアム会員限定の有料放送の場合が多いです。
他にエンゼルスの試合を無料で見る方法もありますが、違法配信なのでおすすめしません。詳しくは本記事の最後で説明します。
Abema TVの特徴・料金
ABEMAでは大谷選手など、日本人選手が出場する試合を中心に324試合を生中継します。(324試合のうち234試合は無料)
有料中継はプレミアム会員限定となりますが、月960円と他のチャンネルよりも安いです。
2022年からはスタジオも用意するようになり、MLB中継にさらに力を入れています。(スタジオは基本的にエンゼルス戦だけ)
ABEMAのメリット
無料で合法的に大谷の試合を見れるのは、今のところABEMAだけです。
大谷の試合は日本語の実況・解説がつきます。
解説はMLBマニアとも言えるかなり詳しい人が担当することが多く、元プロ野球選手だけどメジャーにはそこまで詳しくなさそうな人が解説するBS1よりも面白いと思います。
ABEMAはネット中継ですが、スマホやパソコンだけではなく、wifi環境とAndroid TVやFire TV stickがあればテレビでも視聴できます。(私はFire TV stickでテレビ見ています)
また、大谷以外の日本人選手の中継もあります。(全試合ではありません)
ABEMAのデメリット
Abemaでは多くのエンゼルス戦が無料で放送されます。
しかし、日本時間で深夜から早朝のエンゼルス戦は、月960円のプレミアム限定の有料放送の場合がほとんどです。(例えば2021年7月は24試合のうち5試合がプレミアム限定でした)
したがって、無料で大谷の全試合が見れるわけではありません。
「ABEMA = 無料」というイメージが強く、一部の試合が有料なのは残念ですが、有料でも月960円と一番安いので、大谷の試合を見たい人にはおすすめです。
ちなみにプレミアムだと追っかけ再生や見逃し配信も利用できます。
有料の試合は上の画像のように「ABEMAコインでの購入が必要」と表示されますが、「0コイン」なのでプレミアム会員費の月960円のみで見られます。
NHK BS1の特徴・料金
BS1では大谷中心の質の高い中継をする一方、大谷の試合が全試合中継されるわけではありません。
料金は12カ月前払いで24,185円なので、月2,000円ほどです。(地上波契約含む)
NHK BS1のメリット
BS1の最大のメリットは、中継が大谷中心の構成となるところです。
実況・解説は日本語で行われ、大谷の投球や打席のリプレーも頻繁に放送されます。
また、エンゼルスのホーム試合だと大谷専用カメラもあり、試合後に大谷のインタビューをすることもあります。
BS1以外の中継は基本的に現地の放送局の映像を使用しているので、大谷中心の独自映像を使えるBS1は強いです。
NHK BS1のデメリット
デメリットは2つあります。
1つ目は、BS1では他の日本人選手の中継もされるため、大谷が出場している試合が中継されない可能性があることです。
特にダルビッシュ、前田健太、菊池雄星、有原航平などの日本人投手が先発登板する試合はそちらが優先的に放送される傾向があります。
例えば、2021年のある1週間のNHK BS1の中継試合は以下のようになっていました。
日付 | BSで放送された試合 | 大谷の成績 |
4月7日 | ダルビッシュ | 4打数2安打1盗塁 |
4月8日 | 前田健太 | エンゼルスの試合なし |
4月9日 | 大谷翔平 | 5打数1安打1打点 |
4月10日 | 有原航平 | 5打数2安打1本4打点 |
4月11日 | 菊池雄星 | 4打数1安打 |
4月12日 | なし | エンゼルスの試合なし |
4月13日 | ダルビッシュ | 5打数3安打3打点 |
日付 | BSで放送された試合 | 大谷の成績 |
この1週間で大谷が出場した試合は5試合あったのに、BS1で中継された試合はわずか1試合でした。
このほか深夜に行われる試合や、オリンピックや甲子園など他のスポーツが行われていると、スタッフが不足するせいなのか中継がないことがあります。
大谷選手の活躍を見逃したくない人には、NHK BS1はおすすめできません。
2つ目のデメリットは、解説がエンゼルスにネチネチとした批判をすることです。
2022年にエンゼルスが負け始めてから、大谷以外のエンゼルスの選手に対する解説陣の非難がすごいです。
ミスをした選手への批判はあるべきとは思いますが、プレーが切り替わってもいつまでも批判を続けているシーンが多く見られるようになりました。
チーム状況が悪いエンゼルスのせいではありますが、NHKで行われる日本のプロ野球中継とは雰囲気がかなり違う場合があるので注意が必要です。(誰が解説者かにもよります)
ネガティブな中継を見たくない人にはBS1はおすすめできません。
私もイチローのころからずっとBS1でMLBを見続けてきましたが、2022年の途中からほとんど見なくなりました。
J SPORTS(スカパー)の特徴・料金
J SPORTSはCS放送でスポーツを専門に中継するチャンネルです。
スカパーで契約するのが1番料金が安くなりますが、1か月2,944円となっています。(スカパー基本料金429円+J SPORTSの4チャンネル料金2,515円)。
J SPORTSのメリット
実況・解説は日本語です。
CS放送なのでネット中継とは違い、画質が安定しタイムラグもありません。
メジャーリーグ以外にも国内外の多くのスポーツが中継されます。
2022年は大谷の試合を全試合放送することが発表されたため、ネット環境がない場合は大谷の全試合を見れる唯一のチャンネルとなります。
J SPORTSのデメリット
月額の料金が一番高いです。
料金もわかりにくいですが、「スカパーの基本料(月429円)」と「J SPORTS 4チャンネルの視聴料(2,515円)」で合計2,944円です。
ただし、加入月は無料です。(加入月での解約は不可)
MLB.TVの特徴・料金
MLB.TVはメジャーリーグの公式放送になります。
2022年3月時点の料金は、全チームを見る場合は年間129.99ドル、1つのチームを見る場合は年間109.99ドルです。
大谷選手のエンゼルスだけを見るとすれば、年間109.99ドル(約12,500円)ということになります。(料金は残り試合数が少なくなるにつれ、値下げされていきます)
無料アカウントを作るだけで1日1試合を無料で見れるので、どんな配信になるか確認してみるといいと思います。(無料試合は指定されているので、エンゼルスの試合が無料とは限りません)
>> MLB.tvの無料アカウント登録方法と無料試合を見る方法
全てが英語なので色々とハードルが高いです。
コアなメジャーファンでなければMLB.TVはおすすめしません。
大谷選手だけでなく他の日本人選手も見たい場合でも、後述するSPOTV NOWで十分だと思います。
MLB.TVのメリット
エンゼルスを見る契約にすれば、大谷翔平の試合を全試合見ることができます。
※2022年からApple tvでの中継が始まり、その試合はMLB.TVでは視聴できなくなりました。(年間2試合ぐらい)
また、大谷だけでなく、メジャー30球団全ての試合を見られるのはMLB.TVだけです。
MLB.TVもネット中継ですが、スマホやパソコンだけではなく、wifi環境とAndroid TVかFire TV stickがあればテレビでも視聴できます。
MLB.TVのデメリット
かならずしも大谷選手を中心に放送してくれるわけではありません。
他の中継では大谷の全球ハイライトなどをしてくれますが、MLB.TVではあまりありません。
実況・解説は英語です。登録も英語で行うので、ハードルが高いです。
契約は年間契約のみで、1か月単位での契約はできません。もし大谷選手がケガをして出場しなくなった場合はもったいないです。
※一応、私はMLB.TVで見ています。
SPOTV NOW(旧SPOZONE)の特徴・料金
SPOZONEは2020年からMLB中継に参入し、2022年から「SPOTV NOW」に名前が変わりました。
料金は1か月1,300円、年間契約だと9,900円です。
大谷だけでなく、他の日本人選手の試合も多く見たい場合にはSPOTV NOWがおすすめです。
SPOTV NOWのメリット
SPOTV NOWでは大谷選手の試合が全試合中継されます。
また、その他の日本人選手の試合を中心に、1日8試合放送されます。
大谷以外の日本人選手の中継はABEMAやHuluよりもSPOTV NOWのほうが多く、ここが最大のメリットだと思います。
日本人が出場する試合の多くは日本語の実況・解説がつきます。
ネット中継なので、パソコン・スマホ・タブレットで自宅だけでなく外出先でも視聴できます。
SPOTV NOWのデメリット
ABEMAが配信を開始するまではSPOTV NOWが一番おすすめでした。
しかし今となってはABEMAよりも料金が高いため、大谷目当てならばABEMAで十分だと思います。
他の日本人選手の中継もABEMAで無料中継されていることが結構あります。
Huluの特徴・料金
2022年から動画配信サービスのHuluが新たにMLB中継を開始しました。
MLBチャンネル1で大谷翔平、チャンネル2でその他の日本人選手を中心に年間324試合を中継します。
エンゼルス戦を全試合中継するか発表されていませんが、わざわざ2つのチャンネルを用意しているため、チャンネル1で大谷の試合を全試合中継するつもりなのだと思います。
Huluのメリット・デメリット
料金が月1,026円なのでABEMAの次に安いです。
ネット配信ですがFire TV stick等の利用でテレビでも視聴可能で、見逃し配信にも対応しています。
大谷以外の日本人選手の中継予定なども含めて、Huluの特徴はABEMAとほとんど変わらないです。
1つだけ大きな違いとなるのは、全試合で実況が現地英語実況だということです。
これは多くの人にとってはデメリットかもしれませんが、海外スポーツを現地の音声で聞きたいという人もいると思います。
ABEMAは大谷の試合が全て日本語の実況なので、現地実況で見たい人はHuluが料金も安くておすすめです。
大谷翔平を見るためのサービス比較まとめ
放送 | 大谷の 全試合中継 | 料金 (月契約) | 料金 (年契約) | |
NHK BS1 | テレビ | × | 2,170円 | 24,185円 |
J Sports | テレビ | 〇 | 2,944円 | 35,328円 |
MLB.TV | ネット | 〇 | × | 109.99ドル (12,500円) |
SPOTV NOW | ネット | 〇 | 1,300円 | 9,900円 |
Hulu | ネット | △ | 1,026円 | × |
Abema | ネット | 〇 | 無料または 960円 | × |
大谷翔平の試合を見るには、全試合生中継されて料金も安いABEMAがおすすめです。
MLB中継を無料で見る方法もあるが違法配信
ちなみに「mlb streaming free」とGoogleで検索すると、「MLB66」や「RoyStream」などMLB中継を無料でネット配信しているサイトがいくつか出てきます。
そうしたサイトでエンゼルスの試合を選択すれば、大谷選手の試合も無料で見ることができます。
しかし、これらは違法配信サイトなので、視聴するのは絶対にやめましょう。
違法配信サイトで視聴することが罪になるかはグレーだと思いますが、そうしたサイトは突然閉鎖されたりして、見たい時に急に見れなくなる可能性があります。
また、悪質な広告が貼られている場合があり、ウイルスに感染する危険もあります。
エンゼルスの試合はABEMAで視聴することをおすすめします。
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