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大谷翔平がシルバースラッガー賞を受賞しました。
シルバースラッガー賞は各ポジションで最も優れた打者におくられる賞で、日本のプロ野球のベストナインのような位置づけです。
2021年にシルバースラッガー賞を受賞した選手の成績をまとめました。
※各ポジションともア・リーグ、ナ・リーグの順に選手を紹介します。
キャッチャー
ペレス(ロイヤルズ、4回目)
打率 |
本塁打 |
打点 |
出塁率 |
長打率 |
OPS |
wRC+ |
.273 |
48 |
121 |
.316 |
.544 |
.859 |
127 |
- ロイヤルズ史上最多となる4度目の受賞
- 161試合に出場し、キャッチャーとしては120試合に出場
- 本塁打、打点は今季MLB最多で、48本塁打はキャッチャーの歴代最多本塁打記録
ポージー(ジャイアンツ、5回目)
打率 |
本塁打 |
打点 |
出塁率 |
長打率 |
OPS |
wRC+ |
.304 |
18 |
56 |
.390 |
.499 |
.889 |
140 |
- 捕手として歴代5番目、ジャイアンツ史上2番目に多い5度目の受賞
- 今シーズン限りで引退
ファースト
ゲレーロJr.(ブルージェイズ、1回目)
打率 |
本塁打 |
打点 |
出塁率 |
長打率 |
OPS |
wRC+ |
.311 |
48 |
111 |
.401 |
.601 |
1.002 |
166 |
- ファーストで史上最年少、ブルージェイズで史上最年少での受賞
- 本塁打、得点、塁打は今季メジャー最多。出塁率、長打率はア・リーグ1位
フリーマン(ブレーブス、3回目)
打率 |
本塁打 |
打点 |
出塁率 |
長打率 |
OPS |
wRC+ |
.300 |
31 |
83 |
.393 |
.503 |
.896 |
135 |
- 3年連続での受賞
- 今シーズン世界一となったブレーブスの主軸で、ポストシーズンも打率.304、OPS1.045、5本塁打の活躍
セカンド
セミエン(ブルージェイズ、1回目)
打率 |
本塁打 |
打点 |
出塁率 |
長打率 |
OPS |
wRC+ |
.265 |
45 |
102 |
.334 |
.538 |
.873 |
131 |
- 今季ショートからセカンドにコンバート
- 全162試合に出場
- 45本塁打はセカンド歴代最多本塁打
アルビーズ(ブレーブス、2回目)
打率 |
本塁打 |
打点 |
出塁率 |
長打率 |
OPS |
wRC+ |
.259 |
30 |
106 |
.310 |
.488 |
.799 |
107 |
- 24歳で2度目の受賞
- セカンドとして史上4人目となる30本100打点20盗塁を達成
サード
デバース(レッドソックス、1回目)
打率 |
本塁打 |
打点 |
出塁率 |
長打率 |
OPS |
wRC+ |
.279 |
38 |
113 |
.352 |
.538 |
.890 |
134 |
- ポストシーズンでは5本塁打(1位)、12打点(2位)を記録
ライリー(ブレーブス、1回目)
打率 |
本塁打 |
打点 |
出塁率 |
長打率 |
OPS |
wRC+ |
.303 |
33 |
107 |
.367 |
.531 |
.898 |
135 |
- 打率.300、30本、100打点を達成。今季この記録を達成したのはライリー、ゲレーロJr.、カステラノスの3人のみ
ショート
ボガーツ(レッドソックス、4回目)
打率 |
本塁打 |
打点 |
出塁率 |
長打率 |
OPS |
wRC+ |
.295 |
23 |
79 |
.370 |
.493 |
.863 |
130 |
タティスJr.(パドレス、2回目)
打率 |
本塁打 |
打点 |
出塁率 |
長打率 |
OPS |
wRC+ |
.282 |
42 |
97 |
.364 |
.611 |
.975 |
156 |
- 23歳で2度目の受賞。23歳で複数回の受賞は歴代5人目
- ナ・リーグ本塁打王
外野
ヘルナンデス(ブルージェイズ、2回目)
打率 |
本塁打 |
打点 |
出塁率 |
長打率 |
OPS |
wRC+ |
.296 |
32 |
116 |
.346 |
.524 |
.870 |
132 |
ジャッジ(ヤンキース、2回目)
打率 |
本塁打 |
打点 |
出塁率 |
長打率 |
OPS |
wRC+ |
.287 |
39 |
98 |
.373 |
.544 |
.916 |
148 |
- 新人王、本塁打王を獲得した2017年以来の受賞
- 2018~2020年の期間は合計142試合に欠場したが、今季は2017年の155試合に次ぐ148試合の出場
マリンズ(オリオールズ、1回目)
打率 |
本塁打 |
打点 |
出塁率 |
長打率 |
OPS |
wRC+ |
.291 |
30 |
59 |
.360 |
.518 |
.878 |
136 |
- オリオールズでは5年ぶりの受賞
- 今季唯一30本30盗塁を達成
ソト(ナショナルズ、2回目)
打率 |
本塁打 |
打点 |
出塁率 |
長打率 |
OPS |
wRC+ |
.313 |
29 |
95 |
.465 |
.534 |
.999 |
163 |
- 23歳で2年連続の受賞。23歳で複数回の受賞は歴代5人目
- 出塁率.465、145四球はメジャー1位。BB/K(四球/三振)1.56は断トツ(2位グリエルが0.87)
- 後半戦は打率.348、18本、OPS1.164の活躍
ハーパー(フィリーズ、2回目)
打率 |
本塁打 |
打点 |
出塁率 |
長打率 |
OPS |
wRC+ |
.309 |
35 |
84 |
.429 |
.615 |
1.044 |
170 |
- 長打率、OPSメジャー1位
- 今シーズン打率.300、35本塁打、出塁率.400、長打率.600を記録したのはハーパーとゲレーロJr.のみ
- 後半戦は打率.338、20本、長打率.713、OPS1.188の活躍
カステラノス(レッズ、1回目)
打率 |
本塁打 |
打点 |
出塁率 |
長打率 |
OPS |
wRC+ |
.309 |
34 |
100 |
.362 |
.576 |
.939 |
140 |
- ケガで134試合の出場にとどまる
- ケガ前の前半戦は打率.331でリーグ1位
DH
DH部門はア・リーグのみです。
大谷翔平(エンゼルス、1回目)
打率 |
本塁打 |
打点 |
出塁率 |
長打率 |
OPS |
wRC+ |
.257 |
46 |
100 |
.372 |
.592 |
.965 |
152 |
- 日本人としては2001年、2007年、2009年に受賞したイチローに続いて2人目の受賞
大谷の活躍については以下の記事をご覧ください。
>> 2021年シーズンで大谷翔平が達成した記録まとめ。打者・投手・二刀流
投手
投手部門はナ・リーグのみです。
フリード(ブレーブス、1回目)
打率 |
本塁打 |
打点 |
出塁率 |
長打率 |
OPS |
wRC+ |
.273 |
0 |
5 |
.322 |
.327 |
.649 |
76 |
- ナ・リーグの投手で最多となる15安打
- 代打でサヨナラヒットを記録
以上です。
チーム別で見ると、世界一となったブレーブスから4人、得点数メジャー3位のブルージェイズからは3人が選ばれました。
一方で、得点数メジャー1位でア・リーグ優勝を果たしたアストロズや、得点数メジャー2位でア・リーグ最高勝率のレイズ、得点数ナ・リーグ1位のドジャースからの選出はありませんでした。
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