エンゼルスのライアン・テペラは空振り率の高いベテランリリーフ右腕

ライアン・テペラスポーツ

※最新のテペラの成績はこちらから。
>>【WAR】2022年エンゼルスの選手の個人成績(野手、投手)とチーム打率、チーム防御率など

エンゼルスはホワイトソックスからFAとなっていたライアン・テペラ(2022年3月時点で34歳)の獲得を発表しました。

ライアン・テペラ

2年1400万ドル(16.1億円)の契約となります。

テペラは2015年にブルージェイズでメジャーデビューして以来、7年間リリーフ一筋で実績を積んできた選手です。

ベテランですが2021年にキャリアハイとなる素晴らしい成績を残し、34歳にして複数年の契約をつかみました。

エンゼルスでは守護神イグレシアスにつなぐセットアッパーの1人として活躍することが期待されます。

テペラのメジャーでの成績

登板HLDSV防御率WHIPK9BB9
20153233013.270.886.01.6
20162018.1002.951.368.83.9
20177377.21723.591.139.43.6
20186864.21973.621.229.53.3
20192321.2204.981.295.83.3
20202120.2203.921.4013.55.2
20216561.12122.790.8810.92.8
登板HLDSV防御率WHIPK9BB9
通算302297.161123.481.129.33.3

HLD=ホールド、SV=セーブ、K9=奪三振率、BB9=与四球率

 

テペラはメジャーデビューした2015年、2016年と好投を続け、2017年から大事な場面での登板が増えてきました。

2017年に73試合、2018年に68試合登板しブルージェイズの中継ぎの一角として十分な成績を残してきましたが、2019年はケガの影響もあり活躍できずに戦力外となりました。

テペラは実績はあるもののそれほど目立つ存在ではありませんでしたが、2020年にカブスに移籍後、空振り率が大きく上昇し、奪三振率が13.5という驚異的な数字となりました。

続く2021年も奪三振率10.9と高い数字を維持し、34歳にして65試合で防御率2.79というキャリアハイの成績を残しています。

テペラの球種・球速

テペラの球種(2021)

<平均球速>

マイルキロ
スライダー86.5139.2
ストレート93.3150.1
シンカー93.3150.1
チェンジアップ86.5139.2
カーブ80.7129.8

 

テペラの球種はスライダーが45%と約半数を占めますが、テペラのベストボールもスライダーになります。

テペラはこのスライダーを右バッターのアウトコース低めのストライクからボールになるゾーンに的確に投げ込み、2021年のスライダーの空振り率は50.6%を記録しました。

テペラのスライダー(2021)

ちなみに2020年はデータ上、スライダーはほとんど投げずに代わりに多投していたカットボールの空振り率が62.2%でした。

球速、曲がり幅、回転等の数字を見ると、おそらくテペラの2020年のカットボールと2021年のスライダーは同じ球のように思います。

いずれにしてもテペラはこのスライダー(カットボール)で三振の山を築くことができます。

昨季のエンゼルスは終盤のピンチの場面で守護神イグレシアスに継投し、三振で切り抜けるシーンを何度も見ました。

しかしマドン監督は、今季はポストシーズンまでイグレシアスに回跨ぎでの登板をさせないと発言しています。

(日本語訳)
ジョー・マドン監督は今季ライセル・イグレシアスをセーブ場面にイニングをまたいで使うかについて「プレーオフに入るまでは控えようと思っている」と話した。

したがって、イグレシアスのようにピンチを三振で切り抜けることができるテペラの存在はとても頼もしいです。

 

エンゼルスのブルペンは既存のイグレシアス、マイヤーズ、ウォーレンに加えて、新戦力のループブラッドリー、そしてテペラと実績のある選手を次々に獲得したことで、だいぶ充実してきました。(3月18日時点)

左がループしかいないのが若干気がかりですが、それでも2021年のように出てくる中継ぎが次々に炎上するシーンを目にする機会はずっと減るでしょう。

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