野球の大谷翔平選手がメジャーリーグでも大活躍しています。
大谷選手への海外の反応が見たくて、よくTwitterで大谷選手のことを検索してみるのですが、野球の速報系のツイートに対して「not a sport」というリプライがつくことがチラホラあります。
「not a sport」って何だ？？
スラングか何かなのかと思い調べてみましたが、「not a sport」とは文字通り「野球はスポーツではない」という意味でした。
「not a sport」とはスポーツかどうかの論争で使われる言葉
「not a sport」とは、ある競技が「スポーツ」として認められるかどうかの論争で使われる言葉です。
一般的なスポーツの定義は「身体能力や技能の使用、維持、向上を目的とし、参加者に楽しみを与え、場合によっては観客にも娯楽を提供する、あらゆる形態の競争的な身体活動やゲーム」とされています。
Sport pertains to any form of competitive physical activity or game that aims to use, maintain or improve physical ability and skills while providing enjoyment to participants and, in some cases, entertainment to spectators.
（Wikipedia “Sport“より引用）
スポーツと定義されるためのポイントは3つです。
- 身体的な活動であること(Physical exertion)
- 身体的な能力やスキルの必要性(Physical ability or skill)
- 競争性(Competition)
「not a sport」論争であがる競技としては、釣りやポーカー、チアリーディング等があります。
釣りは身体的な活動が少ないこと、ポーカーは身体的な能力やスキルを必要としないこと、応援としてのチアリーディングは競争性がないことからそれぞれスポーツではないと言われることがあります。
なぜ野球はスポーツではないと言われるのか？
野球は身体的な能力やスキルが必要であり、競争性のある種目なので、定義的にスポーツであることは間違いありません。
しかし、なぜ野球はスポーツではないと言われることがあるのでしょうか？
野球に対する「not a sport」という主張は、身体的な活動が比較的少ないことに対する煽りです。
冒頭に見たような、野球はスポーツではないというツイートをしている人のアカウントをよく見ると、バスケットボールファンとサッカーファンが多いです。
野球はバスケやサッカーと違い、連続して激しい運動をする競技ではありません。攻撃の時間はベンチで座ってられるし、太っている選手でも活躍できます。
こうした点を野球アンチの人たちが突っついているのです。
今回時間をかけて海外サイトをいろいろ調べてみましたが、正直言って「野球=not a sport」は論争にすらなっていないようなトピックでした。
普通の人は野球をスポーツとして認めているので、野球への「not a sport」は野球アンチの単なるネット上の煽りと思って気にしないほうがいいでしょう。
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