エンゼルスの公式PR部門が2022年の大谷翔平の活躍をまとめたツイートをしました。
本記事はこのツイートの画像でまとめられた大谷の偉業についての日本語訳となります。
Shohei Ohtani’s 2022 Season in Review pic.twitter.com/P2dzhxLwL6
— Angels PR (@LAAngelsPR) October 6, 2022
史上初の記録
- 1シーズンに打者と投手の両方で規定に到達した唯一の選手
- MLB史上で同一シーズンに10勝以上と30本塁打以上を達成した唯一の選手
- 10勝以上、10本塁打以上を達成したのは1918年のベーブ・ルースのみだった
- 全キャリアを通じて打者として8打点以上、投手として13奪三振以上の試合を記録したMLB史上初の選手。しかも大谷はこの偉業を連続した2試合で達成(6/21、22のロイヤルズ戦)
- 両リーグの前年度優勝チームを相手に6回まで1安打以下に抑えたMLB史上唯一の投手
- 4月20日のアストロズ戦で6回被安打1(5回まで完全試合)
- 7月22日のブレーブス戦で6回まで被安打1
- 4月20日の敵地でのアストロズ戦で、1900年以降で初めて、先発投手としてマウンドに上がる前の1回の表の攻撃で2回打席が回る。その日は6回無失点、許したランナーは2人、12奪三振だった
- 投手としてチームのシーズン初球を投げ、打者としてチームのシーズン初球にのぞんだMLB史上初の選手(※開幕戦に「1番・投手」で出場)
- 先発登板した全ての試合でエンゼルスのスタメン指名打者をつとめた
- 今年「大谷ルール」という単語がDictionary.com(辞書サイト)に追加された
<6/21打者として8打点、6/22投手として13奪三振>
投手
- 奪三振率11.87はア・リーグでトップ
- 28先発のうち22試合が2失点以下。勝ち負けのつかなかった4試合の防御率は2.08(26イニング、6自責点)で25奪三振
- 最後の19試合は防御率1.67(118イニング、22自責点)で154奪三振
- 6月9日から7月13日までの6試合で6勝0敗、防御率0.45(39.2イニング、2自責点)で58奪三振。(その一方、打者としても8本塁打、OPS.997)
- 6試合で6勝0敗、58奪三振以上、2自責点以下は、それぞれサイヤング賞を受賞したヨハン・サンタナ(2004)、R.A.ディッキー(2012)、クレイトン・カーショウ(2014)に次いで史上4人目。
- 5月5日のレッドソックス戦で29個の空振りを奪う。今シーズン1試合でこれ以上の空振りを奪った選手はいない。また、この日はフェンウェイパークでの試合としては、1919年9月20日のホワイトソックス戦のベーブ・ルース以来、先発投手として初めて4番までの上位の打順で打席に立った。(※大谷は3番で出場)
- 今シーズン10奪三振以上を記録したのは10試合でア・リーグ最多
- エンゼルス史上で6試合連続で10奪三振以上はノーラン・ライアンに次いで2人目
- 9月29日のアスレチックス戦で7.2回までノーヒットノーラン
- 奪三振率ア・リーグトップ以外のリーグ上位の成績。
- 奪三振数(219個、3位)
- 空振り率を示すwhiff%(33.0%、4位)
- 防御率(2.33、4位)
- 勝利数(15勝、4位タイ)
- WHIP(1.01、5位)
- 被打率(.203、6位)
<6/9~7/13まで6戦6勝、防御率0.45>
(ちなみに6/28から前半戦最後の7/16までの16試合は、大谷が3勝0敗、エンゼルスは3勝13敗で、いわゆる「大谷しか勝たん」状態でした)
<9/29 8回2死までノーヒットノーラン>
打者
- ア・リーグで10位以内に入った成績。
- 塁打(304、5位)
- 敬遠(14個、3位)
- 長打(70、3位タイ)
- 長打率(.519、5位)
- 本塁打(34本、4位)
- OPS(.875、5位)
- 三塁打(6、4位タイ)
- 打点(95、7位)
- 四球(72個、7位)
- 得点(90、8位タイ)
- 6月21日のロイヤルズ戦で、日米を通して1試合キャリア最多となる8打点を記録。これは日本人選手の1試合メジャー最多打点記録となった
- 9月14日から10月3日までキャリア最長かつチーム最長となる18試合連続安打を記録
- 4月10日のアストロズ戦で、打球速度119.1マイル(192キロ)の二塁打を記録。自身の持っていた左打者の長打の最速打球記録を更新(スタットキャストの計測開始以降)
- メジャーで今シーズン三塁打6本以上、本塁打34本以上を記録した唯一の選手(2年連続で記録した唯一の選手)
<打球速度119.1マイルの二塁打>
Double Sho ✅
Shohei Ohtani doubles in the third inning with a 119.1 MPH Exit Velocity on the baseball. ⚾️😎
Credit: Ballys#大谷翔平 #Ohtani #Angels pic.twitter.com/vVXIUx4icA— Anaheim Sports (@AnaheimSports1) April 10, 2022
その他
- 6月9日から7月13日まで31.2イニング連続自責点ゼロ
- ワールドシリーズが始まった時代以降、同一シーズンで10勝以上、10盗塁以上を記録した唯一の選手
- ホームから1塁までの到達時間の平均タイム4.09秒はメジャー最速
- 今シーズン先発投手で100マイル(161キロ)以上のボールを40球以上投げたア・リーグ唯一の投手
- 5月5日に敵地のレッドソックス戦で7回無失点に抑え、8回の打席ではグリーンモンスターに打球速度103.7マイル(167キロ)のタイムリーヒットを直撃させ、スコアボードの投手欄から大谷の背番号の17番が落ちた
<タイムリーヒットでスコアボードの17番を落とす>
<ベーブ・ルースとの比較>
ベーブ・ルース(1918)
- 13勝7敗、防御率2.22、WHIP1.05、奪三振40
- 打率.300、26二塁打、11本塁打、長打率.555
大谷翔平(2022)
- 15勝9敗、防御率2.33、WHIP1.01、奪三振219
- 打率.273、30二塁打、34本塁打、長打率.519
コメント