エンゼルスのアーチー・ブラッドリーは登板経験豊富なリリーフ右腕 | のびたのセミリタイア

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エンゼルスのアーチー・ブラッドリーは登板経験豊富なリリーフ右腕

ブラッドリー スポーツ

※以下はエンゼルス時代のブラッドリーの紹介記事です。

エンゼルスはフィリーズからFAとなっていたアーチー・ブラッドリー(30歳)の獲得を発表しました。

ブラッドリー

引用元:Twitter @Angels

1年契約で年俸は375万ドル(4.8億円)です。

ブラッドリーは2015年にDバックスで先発投手としてメジャーデビューした後、中継ぎに転向した2017年に大ブレークしました。

その後もリリーフとしてメジャーで毎年多くの試合に登板しており、ブルペン層が薄いエンゼルスにとって計算できるピッチャーの1人となってくれそうです。

生年月日 1992/8/10
身長 193cm
体重 97kg
投手 右投右打
ドラフト 2011年
1巡目(全体7位)

ブラッドリーのメジャーでの成績

登板 HLD SV 防御率 WHIP K9 BB9
2015 8 35.2 0 0 5.80 1.63 5.8 5.6
2016 26 141.2 0 0 5.02 1.56 9.1 4.3
2017 63 73 25 1 1.73 1.04 9.7 2.6
2018 76 71.2 34 3 3.64 1.14 9.4 2.5
2019 66 71.2 7 18 3.52 1.44 10.9 4.5
2020 16 18.1 2 6 2.95 1.09 8.8 1.5
2021 53 51 13 2 3.71 1.43 7.1 3.9
登板 HLD SV 防御率 WHIP K9 BB9
通算 308 463 81 30 3.89 1.38 9.0 3.7

HLD=ホールド、SV=セーブ、K9=奪三振率、BB9=与四球率

 

2015年、2016年は全て先発での出場でしたが、結果が出ませんでした。

しかし2017年に中継ぎに転向すると、63試合の登板で防御率1.73を記録するなど大活躍して、ダイヤモンドバックスのポストシーズン進出に貢献、この年のMVP投票で20位に入りました。

2019年、2020年は抑え投手の役割も果たしています。

2021年はわき腹痛で2度離脱しており、その影響もあってか奪三振率が落ちて与四球率が上がり、リリーフ転向後としては物足りない成績に終わりました。

ただ、その2021年も含めてブラッドリーは毎年50試合以上の登板をこなしており、エンゼルスでも守護神イグレシアスにつなぐセットアッパーの1人になることが期待されていました。

しかし2022年は開幕から調子がなかなか上がらず、ケガによる離脱も繰り返しています。

ブラッドリーの球種・球速

ブラッドリーの球種2022

<平均球速>

マイル キロ
シンカー 93.2 151.2
ストレート 93.6 151.1
カーブ 79.7 125.9
チェンジアップ 85.6 137.6

 

ブラッドリーのベストボールはストレートです。

ストレートとシンカーの速球系の球種が6割を占めます。

ただ、ストレートの割合は年々減少しており、ストレートの平均球速も落ちてきています。

2017 2018 2019 2020 2021
ストレート
の割合
75.5% 68.9% 58.5% 59.8% 46.8%
平均球速
(マイル)
96.3 95.6 95.5 94.2 94.0
平均球速
(キロ)
154.9 153.8 153.7 151.6 151.2

2022年はストレートの球速がさらに落ち、ストレートの代わりにシンカーの割合を増やしています。

また、かつては空振り率の高かったカーブですが、ストレートの球速が落ちるにつれカーブの空振り率も下がるようになりました。

速いストレートで押すことができなくなって、タイミングを外すカーブも見切られるようになっているのかもしれません。

推移を見る限り、年齢的な衰えと見ていいような気がします。

 

2022年は4月に炎上した後、5月6月と内容は良くなかったものの防御率2.70に抑えていましたが、乱闘時に転んで骨折するというしょうもないケガにより長期離脱となってしまいました。

 

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