【2022】14連敗中のエンゼルスで良かった選手、悪かった選手 | のびたのセミリタイア

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【2022】14連敗中のエンゼルスで良かった選手、悪かった選手

スポーツ

現地時間5月25日から6月8日までの間、エンゼルスは14連敗を喫しました。

これだけ連敗が続く場合、誰か特定の選手が悪いとかではなく、采配や運も含めて全てが悪いはずですが、一応、5月25日から6月8日までのエンゼルスの選手の成績をまとめてみました。

打者

※表は縦と横にスクロールできます。項目クリックで並べ替えられます。最初はOPS順にしています。

打数 安打 打率 打点 OPS 出塁率 長打率 四球率 三振率 盗塁 盗塁死
ダフィー 37 14 .378 0 2 .843 .410 .432 .051 .128 0 0
スタッシ 36 11 .306 1 4 .835 .390 .444 .122 .171 0 0
カートスズキ 13 4 .308 0 2 .822 .438 .385 .125 .063 0 0
大谷 47 9 .191 2 4 .716 .333 .383 .140 .316 1 1
ラガレス 28 8 .286 0 0 .690 .333 .357 .067 .200 0 0
ウォルシュ 54 14 .259 1 6 .675 .286 .389 .018 .304 1 0
レンドン 7 2 .286 0 1 .661 .375 .286 .125 .000 0 0
アデル 13 3 .231 0 2 .593 .286 .308 .071 .357 0 0
ウォード 24 4 .167 1 3 .593 .259 .333 .111 .333 0 0
トラウト 46 7 .152 2 4 .561 .235 .326 .059 .333 0 0
レンヒーフォ 50 10 .200 1 4 .516 .216 .300 .020 .196 0 0
ウェイド 23 3 .130 1 2 .504 .200 .304 .080 .160 2 2
マーシュ 47 7 .149 0 3 .337 .167 .170 .021 .292 0 0
ベラスケス 44 6 .136 0 2 .292 .156 .136 .000 .289 2 0
メイフィールド 4 0 .000 0 0 .000 .000 .000 .000 .250 0 0

連敗中も打っていたのはカートスズキ(OPS.822)とスタッシ(OPS.835)の捕手陣でした。よく打ち、よく四球を選んでいます。

また、「なぜ1番?」という声も一部であったダフィーは、ほとんどがシングルヒットながら多くのヒットを打って出塁しており、今のエンゼルスなら最も1番打者に適していると思います。

 

一方、ダメだった選手は何人もいますが、何といっても筆頭はトラウトです(OPS.561)。

打てないだけでなく、四球率も5.9%と低く、トラウトらしさが全くありません。

絶不調の中、3番固定でダブルヘッダーを含めて13試合連続出場を続けさせたマドン・ネビン両監督の采配も謎です。

絶好調の時は5試合ぐらいで休養日を入れていたのに、不調になると出し続けるとか意味不明です(ウォードのケガもありましたが)。

※このコメントはもともと11連敗のときに書いたものでしたが、13試合目でついにトラウトが負傷交代しました。絶好調の時でも休養日を入れていたのは、コンディションを維持したりケガを防止するためだったと思います。不調時にはそのことを考えなくてよい、などというはずがなく、負担のかかるセンターで出場させ続けた両監督による采配ミスだと感じます。

 

また、某メディアで「トラウトと大谷が不振」という記事がありましたが、大谷は打撃の方はそこまで悪くありません。

たしかに打率は1割台に低迷していますが、長打が多く四球率も高いため、この連敗中も成績的にはリーグ平均をやや上回っています。

投手

※表は縦と横にスクロールできます。項目クリックで並べ替えられます。最初は防御率順にしています。

登板 防御率 WHIP 奪三振率 与四球率 被打率 被出塁率 被長打率 被OPS 被本塁打率 FIP
ジャンク 1 1 0.00 1.00 9.0 0.0 .250 .250 .250 .500 0.0 1.14
ウォンツ 3 5.1 0.00 0.56 3.4 0.0 .150 .150 .150 .300 0.0 2.39
キハダ 5 5 1.80 1.20 14.4 5.4 .167 .318 .333 .651 0.0 2.34
ハーゲット 5 6 3.00 1.00 10.5 3.0 .190 .261 .429 .688 1.5 3.97
デトマーズ 3 14.2 3.07 1.30 4.9 3.7 .236 .317 .418 .735 1.2 5.25
テペラ 5 4.2 3.86 1.50 9.6 3.9 .278 .350 .500 .850 1.9 5.07
ブラッドリー 6 4.1 4.15 1.38 6.2 2.1 .313 .353 .375 .727 0.0 2.45
ディアス 1 4 4.50 1.00 4.5 0.0 .267 .250 .467 .716 2.3 5.39
スアレス 1 5 5.40 1.80 5.4 3.6 .333 .391 .476 .867 0.0 3.14
ロレンゼン 2 12.1 5.84 1.38 8.0 5.1 .217 .321 .348 .667 0.0 3.06
バリア 4 10.1 6.10 1.26 7.0 4.4 .211 .318 .605 .923 3.5 8.37
シンダーガード 2 8.1 6.48 1.68 3.2 2.2 .333 .385 .528 .911 1.1 5.06
ローゼンバーグ 1 5 7.20 1.40 9.0 3.6 .263 .318 .474 .791 1.8 4.94
ループ 5 2.1 7.71 3.86 15.4 11.6 .429 .529 .571 1.100 0.0 3.57
イグレシアス 3 3.1 8.10 1.80 8.1 0.0 .400 .400 .600 1.000 2.7 5.24
サンドバル 2 7.2 8.22 2.09 9.4 8.2 .273 .405 .333 .737 0.0 4.18
マイヤーズ 1 2 9.00 3.00 9.0 4.5 .500 .500 .600 1.100 0.0 2.64
大谷 2 9 9.00 1.78 12.0 2.0 .359 .390 .795 1.184 5.0 8.36
シルセス 2 6 9.00 2.17 1.5 4.5 .400 .464 .760 1.224 3.0 8.64
オルテガ 5 4 13.50 2.50 15.8 6.8 .368 .455 .474 .927 0.0 1.89
ベアクロー 2 1.1 13.50 2.25 6.8 13.5 .200 .429 .200 .628 0.0 6.14

 

先発はデトマーズが3試合で防御率3.07と健闘していますが、デトマーズもQS(6回3失点以内)は0回です。

先発でQSを達成したのは、5月28日のロレンゼン(6.2回3失点)と6月6日のシンダーガード(6回1失点)の2回だけでした。

14連敗中は先発がほとんど役割を果たしていませんでした。

 

リリーフはウォンツ(防御率0.00)が頑張っていますが、まだそこまで重要な場面では登板していません。

その他はキハダ(防御率1.80)やテペラ(防御率3.86)が良く見えるかもしれませんが、与四球率がそれぞれ5.4、3.9と高く、決して良いわけではないです。

キハダやテペラに限らず与四球率が高い投手が多く、それでいて本塁打を含む長打が多いので、効率よく失点を重ねている印象です(守備も悪かったですが)。

 

そんな中、良い成績を残していたのがハーゲットでしたが、そのハーゲットが11連敗目となる被弾を浴びたり、14連敗目の負け投手となるなど、ここぞの場面では好投できませんでした。

マドン監督の継投のタイミングについてはあれこれ批判されがちですが、今は試合の終盤で誰が投げても炎上しているような状態なので、この点についてはマドン監督に同情します。

>> 【WAR】2022年エンゼルスの選手の個人成績(野手、投手)とチーム打率、チーム防御率など

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