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エンゼルスのカイレン・パリスの経歴と選手の特徴

カイレン・パリス スポーツ

2023年9月1日にエンゼルスのカイレン・パリス(21歳)がメジャー初昇格する見込みとなりました。

パリスは2019年のドラフト2巡目(全体55位)の選手で、昇格時点でエンゼルスのプロスペクトランキング(若手有望ランキング)で6位にランクされています。

エンゼルスでは2020年まで身体能力の高い高卒野手をドラフト上位指名する戦略をとっていましたが、マーシュ(2016年2巡目)、アデル(2017年1巡目)に続く存在として、ここ数年はアダムス(2018年1巡目)、ジャクソン(2018年2巡目)、そしてパリスといった高卒野手がプロスペクトランキング上位に来ていました。

その中でもパリスはケガがちながらも毎年のように好成績を残し、例によって3Aを経ずにメジャーまで昇格してきました。

パリスの経歴と選手の特徴を紹介します。

カイレン・パリス

引用元:X@trashpandas

パリスの経歴。マイナー、メジャーでの成績

生年月日 2001/11/11
身長 183cm
体重 81kg
ショート 右投右打
ドラフト 2019年
2巡目(全体55位)

 

カリフォルニア州オークレー出身のパリスは、2019年のドラフトでポテンシャルが高い優れたショートの選手の1人として注目されていました。

パリスはカリフォルニア大学への進学が決まっていましたが、2019年のドラフトでエンゼルスから2巡目(全体55位)で指名され、契約金140万ドル(約1.9億円)と高く評価されたことで、エンゼルスに入団しました。

マイナー、メジャーでの成績

2019

<ルーキーリーグでの成績>

試合 打率 本塁打 打点 盗塁 OPS 出塁率 長打率
3 .300 0 2 0 .862 .462 .400

2020

2020年はコロナの影響でマイナーリーグが全試合中止となりました。

2021

<ルーキーリーグ、1A、1A+での成績>

試合 打率 本塁打 打点 盗塁 OPS 出塁率 長打率
47 .267 4 25 22 .847 .388 .459

2022

<ルーキーリーグ、1A+、2Aでの成績>

試合 打率 本塁打 打点 盗塁 OPS 出塁率 長打率
105 .241 12 42 33 .780 .363 .417

2023

<2Aでの成績(メジャー昇格時点)>

試合 打率 本塁打 打点 盗塁 OPS 出塁率 長打率
113 .255 14 45 44 .810 .393 .417

最新のマイナーでの成績はこちら

>>【3A、2A】2023年のエンゼルス傘下のマイナーの選手の個人成績(野手、投手)

メジャーでの成績はこちら

>>【メジャー】2023年エンゼルスの選手の個人成績(野手、投手)

 

もともとパリスはポテンシャルの高さが評価されていましたが、上がってくるまでには時間がかかると見られていました。

さらに2019年のプロ入り直後に手首を骨折し、2020年はコロナでマイナーが全試合中止、2021年にはすね部を骨折と、3年目までは試合への出場が非常に少ない状態にありました。

ただ、コロナ期の代替キャンプも含めて、少ない試合の中でも良いパフォーマンスを見せており、2021年までに1A+まで昇格しました。

2022年は1A+で6月まで打率1割台と苦戦しましたが、8月に打率.345、OPS1.144とようやく適応し、8月末に2Aに昇格しました。

2023年も2Aでプレーしていましたが、2Aで試験的に導入されたグリップ力の強い新しいボールが、リーグ全体の成績に大きな影響を与えていたことに対して、パリスがSNSで批判したことで話題になりました。

ただパリス自身はそれまでと大きな違いのない好成績を残し、マイナーのオールスターにも出場するなど活躍し、エンゼルスがチームを解体したこともあって、9月1日に2Aからメジャーに初昇格しました。

<メジャー初ヒット>

パリスの選手としての特徴

打撃

パリスの打撃はマイナーで残している成績のわりに、それほど高く評価されていません。

逆方向へヒットを打てる選手ですが、プロ入り直後は身体ができておらず、パワーには欠けるとされていました。

キャリア序盤にケガをした際に身体作りにはげみ、現在は失投をスタンドインできるぐらいのパワーはついており、マイナーでも2022年、2023年と続けて2桁本塁打を記録していますが、せいぜい中距離打者という評価です。

パリスはマイナー通算で四球率が15.4%と高いですが、それよりも目がいくのは毎年30%前後を記録している三振率の高さです。

2022年に2Aに上がってきたときのスイングは、頭の位置が大きく上下していたのが印象的でした。

日本なら学生のうちに矯正されてしまいそうですが、このままだとメジャーでも三振ばかりになってしまわないか心配です。

<2022年のスイング>

 

走塁

パリスは俊足で、走塁は積極的です。

盗塁も上手く、2023年はメジャー昇格時点で2Aで44盗塁で、盗塁成功率は90%と高いです。

<サードランナー>

守備

パリスは守備の評価が高いです。

マイナーではショートを中心にセカンドも守っています。

ショートでは肩がやや不安という評価も一部でありますが、身体能力が高いパリスは守備範囲が広く、身のこなしが優れています。

必要ならば他のポジションを守る能力もあるとみられています。

<ショート>

<セカンド>

総合評価(スカウティング・グレード)

エンゼルスのプロスペクトランキングで6位となった2023年9月1日時点でのMLBのスカウティング・グレードによる5ツール評価。

ミート パワー 走力 送球 守備 総合
45 45 60 55 50 45

スコアは20~80。50が平均で、60が平均以上。

総合が65以上だと、将来的にオールスター級の傑出した選手になりうるとされている。

まとめ

パリスは足が速く、セカンド・ショートを守れる守備の上手い選手です。

打撃はパワーがついてきているとは言え、三振率が高く、評価があまり高くないようですが、打撃がダメだったとしても守備走塁型のユーティリティープレーヤーになれるとされています。

パリスは身体能力の高いタイプの高卒の選手で昇格時点でまだ21歳なので、まだ打撃も守備も成長する可能性は十分あります。

2023年にエンゼルスはプロスペクトを次々に放出し、もともと評価の低かったマイナー組織がさらにスカスカになっていますが、その中ではパリスはまともな部類の選手だと思います。

2023年のエンゼルスは、20代前半のプロスペクトをメジャーに昇格させておいてほとんど出場機会を与えないというヤバいムーブをすることがありますが(ソトやアダムス)、パリスにはたとえ結果が出なくても打席を与え続け、来年以降につながるような使い方をしてほしいところです。

(もうエンゼルスには無理やりにでもメジャーに上げるような選手さえ若手野手には残っていないので…)

>> 2022年のエンゼルスのマイナーで活躍した選手【プロスペクト】

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