私は4年勤務した企業を退職しましたが、先日、退職金が振り込まれました。
金額は、24万5,904円でした。
少ねえ!!
まじめに100万円ぐらいいくと思っていて、最低でも50万円は固いと考えていました。
ショックだったのでこの金額が妥当なのかどうか、調べてみました。
退職時のスペック
- 4年制の大卒(学部卒)
- 東証一部上場企業
- 勤務期間は4年1か月
- 退職時の役職は平社員の1つ上
- 退職は自己都合
勤務先についてですが、大企業の証でもある東証一部上場企業といっても、2019年8月23日時点で2151社もあります。はっきり言ってピンキリです。
その中でも私の勤務先は日経平均株価に採用されている225社の1つであり、まぎれもない大企業でした。(日経平均採用企業一覧)
また、役職は平社員の1つ上でした。会社によっていろんな呼び方になると思いますが、管理職ではなく、年数が立てば誰でもなれる役職でした。
つまり、大きな会社でそこそこ真面目に勤務し、いわゆる入社から3年は我慢しろという期間も乗り越えたのに、退職金はたったの24万円でした。
基本給が低かったことが原因?
社内規定を読んでも、退職金の具体的な計算方法は載っていないと思います。
私の勤務先の社内規定にも、
社員の退職金に関しては、退職金支給基準および退職年金規約の定めるところによる
としか書かれていませんでした。
規約とかどこにあるのかもわからず、計算方法が謎でしたが、今回退職金を受け取るにあたり、その計算式も一緒に通知されたので公開します。
- 基本給188,000
- 勤務期間4年1か月
- 乗率1.308
金額=188,000×1.308=245,904
まぁ結局、乗率がどうやって導かれたのかは不明でしたw
1つ気になったのは基本給18万円というところです。
毎月の給料はいろいろな手当てが入って30万円ほどでしたが、退職金で計算されるのはあくまでも基本給だけでした。
手当が多い結果として、そこそこの給料になっている人は要注意ですね。
しかし、仮に基本給が30万円だったとしても、乗率1.308では金額は約40万円です。
乗率は勤務期間によって増えていくものだと思いますが、よほどの高給取りでもない限り4年勤務で退職金は50万円もいきません。ちなみに乗率1.308の場合、退職金が50万円になる基本給は38万円、退職金が100万円になる基本給は76万円です。
勤続4年の退職金の平均支給額
あくまでも目安ですが、こちらのサイトでは、会社都合退職で40万円弱、自己都合退職で30万円弱となっていました。
私は自己都合退職で24万円なので、平均的な金額はもらえていることになります。
まとめ。勤務期間が短いなら退職金に期待するな
退職金は乗率によって変わりますが、乗率は勤務期間が長ければ長いほど増えます。
「大企業だから」とか「高給取りだから」と言っても、勤務期間が短ければ乗率が低いので、退職金は少なくなります。
勤務期間が少なくて退職する場合は、あまり退職金をあてにしない方がいいでしょう。
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