物件の見学をせずに賃貸契約をしてみて感じたデメリット | のびたのセミリタイア

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物件の見学をせずに賃貸契約をしてみて感じたデメリット

生活
内見なし

前回、物件の内見をせずに札幌のマンションを契約した話をしました。

無職が札幌でマンスリーマンションを借りたら、家具家電付きで家賃が3万円台だった話

実は、私のように内見をせずに賃貸物件を借りるケースは増えてきているそうです。

今は物件探しもインターネットが主流となってきており、ネット上で写真を含めた物件の情報が、おおよそ把握できるからです。

また、人口が都市部に集中してきていることも要因です。

人気エリアでは、空室予定の段階、つまり、まだ前の住人が住んでいる段階で入居の申し込みを行わないと、物件がうまってしまうとのことでした。この場合は当然ながら内見はできませんし、部屋の写真も確認できません。

内見せずに契約することが普通になってきているとはいえ、それで不都合ないのでしょうか?

今回は私が内見せずにマンションを契約し、1か月生活してみて感じたデメリットと、デメリットを最小限にする方法を紹介します。

内見しないことで生じた5つのデメリット

①部屋の天井が低かった

これは私の身長が高すぎるためなので仕方ないのですが、部屋の入り口から一部の天井が低かったです。

天井と私の頭に2cmほどの隙間しかないため、そこを通るときはいつも身をかがめなければなりません。

ぶつかることはないのですが、ネット上の写真だけでは判断できませんでした。

②コンセントの数、位置がわからなかった

コンセントを使う製品はたくさんあります。

テレビ、冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器、電気ケトル、掃除機、ドライヤー、スマホ、パソコン・・・

ワンルームの場合は、コンセントの数が少なすぎる時があるので注意が必要です。

また、コンセントの位置がわからないと、どこにどの家具・家電を置くか決めることができません。

事前に部屋のレイアウトを決められないと、引っ越してから、あれが必要、これが必要、と気づくことになり準備が遅れます。逆に引っ越した後に、これはこの部屋では使えない、という無駄も発生してしまいます。

インターネット上の室内の写真には、コンセントの位置、数までは掲載されていません。不動産屋さんに聞いてみても、わからないと言われることが多く、内見して確認したいポイントです。

③部屋がくさかった

部屋に入った瞬間に、「失敗したかも」と感じたのは、このニオイです。

見学に来ていれば、契約を見送りたくなるレベルのアンモニア臭でした。

しかも、換気すればよくなるかと思いましたが、数日たっても全く解消されず、最初は大変でした。

④マンション前の道が舗装されていなかった

片側の道だけですが、舗装されていませんでした。

雨が降ると水たまりになるため、その道は使えませんでした。

ただ、見学に来れば気づけたのかは微妙です。

晴れている日に問題はないので、そこまで気が回るか、というところです。内見できる場合は、物件の周りにも気をつけるべきです。

⑤1階にテナントが入っており、夜に騒がしい

ネット上の写真には建物全体が映った写真がありましたが、そこではテナントが入っていることはわかりませんでした。

しかし、現地で写真と反対側に回ってみると「バー」が入っていました。

夜、特に深夜の時間帯になると非常にうるさいです。

見学に来ても正面玄関しか見なければ気づけなかったかもしれません。

内見しないことでの失敗を防ぐために

デメリット①~③は、部屋に入らないとわからないので、事前に防ぐことは難しいですが、対応はできます。

「①天井の低さ」は身長が高すぎる人だけが注意すればいいですし、「②コンセントの位置、数」は延長コード・電源タップで解消できます。

「③部屋のニオイ」も消臭芳香剤で解決できました。ポイントは消臭剤と芳香剤が両方入っているタイプを使用することです。消臭剤が効くまで時間がかかるので、その間は芳香剤がカバーするイメージです。トイレ用ファブリーズを置いたら2日でニオイは気にならなくなりました。

「④道の舗装」、「⑤1階のテナントの騒音」は実は内見しなくても対処可能なことでした。

それは口コミです。

私の場合、引っ越してからいろいろ調べたので遅かったのですが、どちらもマンションノートに書かれていました。

マンションノートは物件ごとに口コミが書かれているので便利です。

会員登録は無料ですが、自分も口コミを書かなければ閲覧できません。少し面倒ですが、文量は多くないので、物件を内見する人もしない人も事前にチェックすべきでしょう。

また、「○○駅 住みやすさ」などで検索すれば、スマイシティなどで実際にその地域に住んでいる人の口コミがいくらでも出てきます。

物件の内見をしようがしまいが、住んでみないと気付かないことはありますが、実際に住んでいる人の口コミを事前に確認することで、失敗を最小限に防ぐことが可能です。

物件の外観や設備の情報だけでなく、口コミも積極的に活用しましょう。

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