札幌に来て1年が経ちました。
札幌は都市の規模のわりに家賃が安いです。私もその理由で引っ越してきて、今は家賃3万円台のところに住んでいます。
しかし、札幌の冬は極寒のため、光熱費がかさむイメージがあります。家賃が安いのに、光熱費のせいでトータルの住居費が他の地域より高くなっていたのでは意味がありません。
特に私は引きこもりなので、水道光熱費が普通の人よりも高くなっているはずです。
本当に札幌で安く生活できているのかを確認するために、この1年間の札幌での水道光熱費を確認してみました。
住まい環境および生活スタイル
最初に私の生活条件をまとめておきます。
- 一人暮らし
- ワンルーム
- 都市ガス
- 電気コンロ
- エアコンなし
- 夏は扇風機
- 冬はガス暖房機、電気毛布
- 24時間在宅
- お風呂はシャワーのみ
水道光熱費の推移
こちらが実際の1年分の水道光熱費です。水道代は固定費で2ヶ月分まとめて徴収されます。
電気 | ガス | 水道 | |
8月 | 2,022 | 1,496 | |
9月 | 2,464 | 1,488 | 4,147 |
10月 | 2,077 | 1,485 | |
11月 | 2,282 | 5,495 | 4,147 |
12月 | 2,045 | 5,938 | |
1月 | 2,008 | 9,099 | 4,224 |
2月 | 1,911 | 6,411 | |
3月 | 2,163 | 5,983 | 4,224 |
4月 | 2,168 | 4,040 | |
5月 | 2,271 | 1,511 | 4,224 |
6月 | 1,796 | 1,511 | |
7月 | 2,060 | 1,134 | 4,224 |
年間の変動はほぼガス代に左右されており、冬のガス代が高くなっています。
まとめると水道光熱費は以下のようになりました。
電気 | ガス | 水道 | 水道光熱費合計 | |
月平均 | 2,106 | 3,799 | 2,099 | 8,004 |
年間合計 | 25,267 | 45,591 | 25,190 | 96,048 |
総務省の調査によれば、関東の一人暮らしの平均が、
- 電気:5,000円
- ガス:3,000円
- 水道:2,000円
となっているので、札幌では電気代が安く、ガス代が高いという結果になりました。
私の場合は、トータルで見ると関東平均よりも20%安くなっています。電気代のおかげです。
ガス代が高い理由
1月のガス代が9,000円を超えていました。都市ガスなのにこの値段です。
これは冬のガス暖房によるものです。
私はガス暖房機が備え付けてあったのでそれを使っていましたが、石油ストーブの灯油代のほうが安いようです。
特にプロパンガスの場合はガス代がさらに高額になるので、ガス暖房機ではなく石油ストーブを使うべきでしょう。
電気代が安い理由
エアコンがないと言っても、夏は扇風機、冬は電気毛布を24時間つけっぱなしにしていて、調理も電気コンロで3食自炊しているのに、電気代が毎月2,000円で済んでいます。
この理由は、札幌の電気代が安いのではなく、私が契約している電気会社が安いからです。
札幌なら北海道電力と契約している人がほとんどだと思います。
しかし、北海道電力のエネとくポイントプランの場合、40Aで契約すると毎月の基本料金が1,254円かかります。月に70kWh使うと電気量料金が、70×23.98 = 1679円 かかるので、合計すると、1か月で2,933円となります。
私が契約しているLooopでんきの場合は、月に70kWhの使用で2,163円でした。
北海道電力よりも約30%も安いです。
Looopでんきが安い理由は、基本料金が0円だからです。
私のように一人暮らしの場合、電気量はそれほど多くは使わないはずです。それなのに基本料金だけで毎月1,200円も取られるのは損ですよね?
Looopでんきは基本料金が0円で、使った分だけの請求になるので、一人暮らしにはおすすめです。
札幌だけでなく全国で利用できるので、電気代を節約したい人はぜひ利用してみてください。
※2022年時点でLooopでんきは新規申し込みの受付が停止となりました
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