私は退職代行を使って会社を辞めました。
【体験談】ホワイト企業勤務だけど退職代行を使ったら楽すぎた件
退職日は7月で、6月中旬から有給消化中です。
仕事に行かなくてもいい日々を満喫していますが、ある疑問が生じました。
私の会社では、毎年6月末にボーナスの支給があるのですが、
退職代行を使ったことでボーナスを減額されないだろうか?
そもそも、すでに最終出社日を済ませて有給消化中なのにボーナスは支給されるのだろうか?
今日が6月末日ですが、結果的にはボーナスを満額もらうことができました。
給与規定を確認する
まず会社の給与規定を見て、ボーナスが支給される条件を確認します。
私の会社の場合、6月のボーナスの支給は、
- 前年の9月から翌年の3月までを査定対象期間とし、
- ボーナスの支給日に在籍していたものに支給する
となっていました。
多くの会社で、このような規則になっているはずです。
私の場合、最終出社を済ませた有給消化中の身であろうと、ボーナスの支給日の6月末時点では会社に在籍していることに変わりはありません。
したがって、ボーナスの支給対象条件を満たしていました。
また、例えば、今年の1月入社で7月に退職する場合、
「前年の9月から翌年の3月までを査定対象期間とし」
の部分を満たしていないように見えます。
しかし、この場合でも、1月から3月までがボーナスの査定対象となります。
退職日がボーナス支給日以降である限り、満額でなくともボーナスをもらうことができます。
有給残日数とボーナス支給日を確認し、退職日がボーナス支給日以降となるように退職日を設定することが重要です。
退職代行を使ってもボーナスは減額されない
私が退職代行を使ったのは6月中旬で、即日、有給消化に入りました。
引き継ぎもせずに辞めたため、会社からすれば迷惑なやつです。
しかし、この件と、去年の9月から今年の3月までの勤務実績は、何ら関係がありません。
したがって、ボーナスの査定には影響しません。
私の場合、6月のボーナスでは3.45か月分が支給されることになっていました。
実際には3.5か月分が支給されていました。
ボーナスを減らされるどころか、査定期間の業績が評価されて上乗せされていたことになります。
退職代行を使ったからといって、ボーナスが減額されることはありませんでした。
1点だけ、退職代行を使っての退職で注意してほしいことがあります。
それは、退職代行業者にボーナスの支給について会社と交渉させた場合です。
会社から支給されるボーナスは減額されなくても、成果報酬としてボーナスの一部が退職代行業者に引かれる可能性があります。
普通の会社ならば、交渉しなくとも支給条件を満たしていればボーナスは支給されますが、交渉が必要になった場合にそなえて、事前に交渉料金を業者に確認しておきましょう。
また、ボーナスの交渉を含めて、全ての「交渉」は弁護士でなければ行うことができません。
しかし、有名な退職代行業者の多くが弁護士法人ではないことに注意してください。
最悪の場合、料金を支払ったのに退職できない可能性があります。
退職代行は必ず弁護士法人に依頼しましょう。
弁護士法人 汐留パートナーズ法律事務所の退職代行
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