動画サイトを見ていると、自分の好みではないサムネが目に入ってくることがあります。
「好みではない」ぐらいなら気にしなければいいのですが、とあるジャンルが充実しているTokyoMotionでは、不快すぎるサムネが頻繁に目に入ってきます。
私はトイレ系の動画が苦手で、サムネを見るだけでかなりの嫌悪感があります。
新着動画をあさっていると、そのようなサムネに出会ってしまうので、見なくて済む方法がないか調べました。
(※パソコンで視聴する場合の方法となります)
不快なサムネを非表示にするChrome拡張機能「TOKYO MOTION FILTER」
調べた結果、残念ながら望むような方法はありませんでした。
しょうがないのでGoogle Chromeの拡張機能を自作しました。
機能は2つです。
- キーワード登録。キーワードを登録し、そのキーワードを含むタイトルのサムネを非表示にする。
- ピンポイント登録。表示したくないサムネやそのタイトル上で、右クリックメニューからサムネを非表示にする。
1. キーワード登録
キーワード登録の使い方を見ていきます。
右上の中国語の動画には、「洗手间」というトイレ嫌いには不穏なワードが含まれています。
この動画のサムネ自体は不快ではありませんが、今後出会うであろう「洗手间」動画のサムネには汚物リスクがあるので、「洗手间」というキーワードを登録してサムネを非表示にしてみます。
右上の拡張機能のアイコン(Tマーク)をクリックした後、キーワードに「洗手间」と入力し、隣にある「登録ボタン」をクリックします。
すると、
右上の動画のサムネが消えました。(レイアウトは少し崩れます。)
TokyoMotionで「洗手间」と検索してみると、
全てのサムネが非表示になっています。
登録したキーワードは恒久的にNGリストに入るので、次の日に見に来てもサムネはもちろん非表示になったままです。
下図のようにNGリストに入っているキーワードも確認できます。
もし自分の趣向が変わり、そういう動画のサムネも見たくなった場合は、同じようにキーワードを入力し、「削除ボタン」をクリックすればサムネが表示されるようになります。
また、NGリストの下にある「全てのキーワードを削除する」ボタンをクリックすれば、登録したキーワードを全て削除できます。
このキーワード登録機能はシンプルですが、事前に不快なワードを登録しておくことで、それらのサムネを全く見ずに済む便利な機能です。
さらに、キーワード登録でサムネが非表示になっいても、タイトルは見えるというのもポイントです。
例えば「クソ」というキーワードを登録していたとしても、「クソビッチGALが…」というタイトルだったら見たくなりますよね?
その場合、サムネは隠れていますが、表示されているタイトルをクリックすれば動画を見にいくことができます。
2. ピンポイント登録
キーワードを登録していても、「テスト」というふざけたタイトルで汚物まみれのサムネの動画を上げるヤカラがいます。
残念ながらキーワード登録だけでは、全ての不快なサムネを防ぎきれないのです。
そのような動画には、このピンポイント登録が有効です。
ピンポイント登録の使い方を見ていきます。
右下に「テスト」というタイトルで不穏なサムネの動画があります。
このサムネ自体は不快ではありませんが、仮にこのサムネに汚物が映っているとして、このサムネを非表示にしてみます。
サムネまたはタイトルを右クリックします。
右クリックメニューから「TOKYO MOTION FILTER」を選び、「この動画のサムネを非表示にする」をクリックします。
すると、
右下にあった動画「テスト」のサムネが消えました。(レイアウトが崩れ、真ん中に来ています)
非表示にしたサムネは、タイトルを右クリックし、同様にして「この動画のサムネを表示する」をクリックすれば、再び表示されるようになります。
ピンポイント登録ではこのように1つずつ操作してサムネを非表示にしていきます。
キーワード登録と違って、一度はサムネを見てしまうことになりますが、ピンポイント登録をすることで二度と出会わなくなります。
使用上の注意点
- Chromeの拡張機能なのでパソコンのGoogle Chromeだけで使用可能。スマホ不可。
- 登録しても反映されない場合は、ページを更新してください。
- ページを読み込んで処理するので、一瞬(0.1秒ぐらい)NGのサムネも表示されます。
- キーワード登録で非表示になるのはタイトルにそのキーワードが含まれている動画です。動画の説明やタグだけにキーワードが入っていても非表示にはなりません。
- キーワードは平仮名・カタカナ、大文字・小文字を区別します。
- キーワードを登録して非表示になっているサムネは、右クリックメニューから再表示できません。
例えば、「トイレ」をキーワードに登録している場合、動画タイトル「トイレで用を足す」のサムネは非表示となりますが、右クリックメニューから「この動画のサムネを表示する」を選択してもサムネは表示されません。
(右クリックメニューでは、右クリックメニューで非表示にした動画だけを再表示することができます。)
この拡張機能は公開できないが使用は可能
この便利なChrome拡張機能「TOKYO MOTION FILTER」を公開しようとしましたが、Googleの審査に落ちてしまいました。
TokyoMotionのようなサイトで使うツールをGoogleがOKにするわけがありませんよね。
ただ、ローカル環境で個人的に使用する分には問題なく使えます。
これはつまり、あなたも私と同じファイルを用意すれば、あなたのパソコンで「TOKYO MOTION FILTER」を使うことができるというわけです。
拡張機能のファイルのダウンロード
ということで、同じファイル(zipファイル)はこちらから150円でダウンロードできます。
え、金とるの?と思ったあなた。
便利だと思うので、友達にジュースをおごる感覚でお願いします。。
拡張機能のファイルの使い方
zipファイルがダウンロードできたら、右クリックからファイルを「展開」します。
chrome://extensionsにアクセスします。(URLをコピペして直接アクセスしてください)
表示されたページの右上の「デベロッパーモード」をオンにして、表示された「パッケージ化されていない拡張機能を読み込む」をクリックします。
フォルダを選択する画面になるので、先ほどzipファイルを展開してできたフォルダを選択します。
(zipファイルの中身は「zipファイル⇒フォルダ⇒11個の各種ファイル」となっています。ここで選択するのは「フォルダ」となります。zipファイルは選択画面に現れないので、上記したように先に右クリックで「展開」しておいてください。)
これだけで「TOKYO MOTION FILTER」が使えるようになります。
自作もできます
でも、こんなものに150円も払いたくないと思う人もいますよね?
そういう方は自作してみましょう。
私もwebエンジニアではなく、むしろプログラミングを全くやったことがないド素人でした。
そんな私でも、Progateに1,078円払って「HTML & CSS」、「Javascript」、「Jquery」の3つのコースを学習した後、1週間ググりまくってこの拡張機能を自作することができました。
難しい技術は全く必要ないので、Chrome拡張機能を自分で作ってみましょう。
もし面倒くさいと思われたら、こちらを150円でダウンロードしてください。
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