私は1年間の無職生活後に期間工として働く予定ですが、その計画を見直す必要が出るかもしれません。
先日、クソ決算を出した日産は1万人以上の従業員の削減を発表しました。
日産自動車が大リストラ 世界で1万2500人国内は880人削減
日産は期間工の契約更新はしないし、新規募集も停止
人員削減の中心は海外工場になるようで、国内では880人の削減予定です。
福岡と栃木の工場で働く期間工の契約を更新しないことで対応するようです。
やはり、真っ先に切られるのは期間工ですね。
ただ、私が狙っているのは寮がきれいな追浜工場なので、このニュースも真剣にはとらえていませんでした。
しかし、何気なく日産のホームページをのぞいてみると、追浜工場の募集要項に次のように書かれていました。(2019年8月8日現在)
※人員充足により9月赴任日設定なし。10月より再開予定(未定)
NISSAN MOTOR CORPORATION - JAPAN CAREER WEBSITEFind career opportunities at Nissan Motor Company. Learn about global, dynamic, diversified and integrated culture of Nissan. Apply for a job at Nissan.
期間工の募集が停止されていました。10月の再開というのも怪しいです。
2014年の消費増税の時も期間工の募集は停止されていた
世界中で景気後退の懸念が出ていて、景気の先行きが不透明です。
これに加えて、日本では10月に消費税の増税が控えています。
前回消費税が8%に上がったのは2014年4月でした。
実は私はこの時期にホンダで期間工をしていました。
2014年の4月は、消費税増税前の駆け込み需要の影響で生産台数が増え、期間工も忙しい時期でした。私のチームにも新しい期間従業員が次々に補充されていました。
しかし、2014年の8月ごろから生産台数が減りました。増税により景気が停滞したためです。9月には2交替制から日勤のみへと変化し、2チームが同じ時間に働くことになったため、人が余った状態になりました。
当然、新しい期間従業員の補充はなくなりました。
結局この時は、黒田バズーカ第2弾と呼ばれる大規模な金融緩和政策のおかげで景気は持ち直し、期間工の契約は更新できましたし、新規募集も再開されました。
今回の消費税の増税でも同様になるのかはわかりませんが、日本だけでなく世界中で景気後退懸念が出ていることから、前回の増税時よりも状況は悪いです。
景気が悪化すれば日産だけでなく他も人員削減を行うでしょう。必ず期間工がその対象となります。
期間工にとっては冬の時代が来てしまいました。
私が働く1年後には果たしてどのような状況になっているのか、不安でたまりません。
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