どんなときもWiFiの無制限プラン終了。クラウドSIMはやめたほうがいい理由

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どんなときもWiFiの無制限プランが、2020年10月で終了することになりました。

理由は、無制限にすると一部のユーザーが想定以上に容量を使ってしまい、どんなときもWiFi側が提供できる容量が不足してしまうためです。

この理由をもう少し詳しく見ていきつつ、私が1年間どんなときもWiFiを使ってみた感想も含めながら、クラウドSIMの問題点について説明していきます。

クラウドSIMは無制限ではない

クラウドSIMではキャリアから制限ありのSIMをたくさん借りる

どんなときもWiFiは、キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)からSIMを借りてユーザーに使わせています。

キャリアから借りるSIMは、無制限の使い放題のものではありません。

では、どんなときもWiFiはどうやって無制限通信を提供していたのでしょうか?

例えば、キャリアから借りるSIMの容量が10GBだったとします。そのSIMを50個ほど借りてきます。

ユーザーが1個目のSIMの10GBを使い切ったら、2個目のSIMにつながるようにします。さらに、2個目のSIMの10GBを使い切ったら3個目・・・4個目・・・とすることで、ユーザーからすると無制限にネットを使えているように感じる、という仕組みです。

無制限風クラウドSIMではヘビーユーザーがいるとSIMが不足する

普通の人は1か月に500GBも使わないので、10GBのSIMをユーザー1人あたり50個も借りれば間に合う計算になります。

しかし、一部のユーザーが数TB(1TB = 1000GB)も使っていて、そこにコロナの影響で普通の人の在宅での使用量が爆発的に増えた結果、借りてきたSIMでは足りなくなり、2020年2月、3月に大規模な通信障害が発生してしまいました。

この件で総務省からも「それ無制限っぽいけど無制限じゃないじゃん」とツッコミが入りました。

安定的に無制限っぽいサービスを提供するためには、借りてくるSIMを増やさなければなりません。しかし、コスト的に見合わないため、どんなときもWiFiは無制限プランを終了することにしました。

クラウドSIMでの無制限プランは全てなくなる

ここで注意したいのは、これはどんなときもWiFiだけで発生する問題ではないということです。

2020年8月現在で、キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)は無制限のSIMを貸し出していません。

したがって、「ドコモ、au、ソフトバンクのうちで一番速いSIMにつながります」ということを売りにしているクラウドSIMサービスでは、同様の問題が発生する可能性があるのです。

総務省の指導もあり、今後はどんなときもWiFiだけでなく、クラウドSIMでの「無制限プラン」は全てなくなるはずです。

クラウドSIMは接続が頻繁に途切れる

容量無制限のサービスは不可能だとしても、例えば、「月500GB」という制限をつけたクラウドSIMサービスならば、ヘビーユーザーに500GB以上使われることはなく、上記のようなSIM不足は発生しません。

普通の人は月500GBも使わないため、無制限風に使えるのですが、月500GBのプランがあったとしても、私はクラウドSIMサービスを利用するべきではないと考えています。

私は1年以上どんなときもWiFiを使っていますが、一番の不満点は通信障害ではなく、ネットの接続が頻繁に途切れることでした。

これは不具合ではありません。

説明したように、クラウドSIMでは、1つのSIMを使い切ったら次のSIMへとどんどん切り替わっていきます。

このSIMの切り替えのたびに、ネット接続が切れます。

待っていれば30秒ぐらいで再びネットにつながるようになるのですが、これが意外とストレスになります。

  • YouTubeで動画を見ていると途中で止まる
  • ZOOMでビデオ会議をしていると途中で止まって大事な話を聞き落とす
  • デッドバイデイライトなどのオンラインを主としたゲームでは途中で強制終了になる
  • 重いファイルをダウンロードしていると途中で止まり、また最初からやり直しになる

これらのうち1個でも嫌だと思ったら、クラウドSIMを使うのはやめたほうがいいです。

私は全部嫌でした。

クラウドSIMの代わりになるネット回線

どんなときもWiFiで非常に不快な思いをした私は、ネット回線で一番重要なのは「安定」だと気づきました。

家で使う場合

家で使うならおとなしく光回線にしましょう。

光回線はキャンペーンやらキャッシュバックやら料金体系が複雑で意味不明ですが、とりあえず使っている携帯のキャリアから選べばお得になります。

どこのサービスでもWiFiルーターをレンタルできるので、家で使うならどんなときもWiFiよりも圧倒的に速くて安定したWiFiが手に入ります。

家で使うけど工事できない場合

いろんな理由があって光回線を利用できない場合があります。よくあるのが、工事できない場合です。

その場合は、工事不要で使い放題のSoftBank Airがおすすめです。

光回線ほど安定はしませんが、どんなときもWiFiのようにSIMの切り替えが発生しないため、接続が頻繁に途切れることはありません。

つながるのはもちろんソフトバンク回線です。ソフトバンク回線は遅いという声もありますが、ドコモ・au・ソフトバンクのうち速い回線につながることを売りにしているクラウドSIMでも、実際につながる回線はほぼソフトバンク回線です。ソフトバンク回線でも速度に問題はありません。

工事不要ならWiMAXという選択肢もありますが、3日で10GB制限があります。制限時には、夜になると1Mbpsの速度制限がかかり、動画を見るのが難しい速度になります。動画を見る人は、休日に10GBなんてすぐに超えてしまうので、制限のないSoftBank Airのほうがおすすめです。

SoftBank Air 公式サイト

外で使う場合

残念ながら容量無制限のモバイルWiFiは存在しません。

ポケットWiFiは3日で10GBの制限がありますし、無制限風のクラウドSIMは前述のとおり通信が途切れるので避けるべきです。

外出時の無制限通信はあきらめましょう。

無制限ではありませんが、おすすめなのはソフトバンクのプリペイドSIMです。

月100GBまでですが、3日で10GBのような制限がないので、休日にいっぱい使っても通信制限はかかりません。もちろんクラウドSIMのようにSIMの切り替えに伴う接続途切れもありません。

デメリットはプリペイドなので初期費用が大きいことと、別途SIMを差し込むためのモバイルルーターを用意する必要があることです。

こちらのSIMは購入月無料+翌月から6か月間で25,000円弱です。(2020年8月時点)

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